<引用元:JustTheNews 2022.1.15>
アリゾナ州での15日夜の「セーブアメリカ」集会でドナルド・トランプ前大統領は、「見渡す限り」に広がった騒々しい支持者の聴衆にバイデン大統領に対する辛辣な批判を披露し、バイデンが「昨年5人の大統領以上の崩壊」を引き起こしたと述べた。
トランプは、2024年に大統領選挙に再出馬するという憶測を煽ってきたが、聴衆に「我々の国は地獄に向かって」おり、「アメリカ国民は生活と未来を取り戻さなければならない」と述べた。
2016年にホワイトハウスへと華々しく上り詰め、2020年に去ってからも依然として共和党の中で高い人気を持つ共和党の政治家は、ジョー・バイデン大統領が就任してからずっとバイデンを批判し続けている。
土曜日の集会に至るまで、トランプは「2020年の不正な大統領選挙、偽の大嘘、かつて主流だったが低迷したメディアの腐敗、アフガニスタンの大失敗、インフレ、国と国のリーダーに対する突然の尊敬の欠如、等々」について話すと約束していた。
約束通り、前大統領は広範な失敗だとする次のような内容について後任大統領を批判した。急激なインフレ、トランプ政権が苦労して達成したエネルギー自給の浪費、空っぽになった店の棚、民主党が運営する都市での暴力犯罪激増、不法移民と麻薬が押し寄せる侵入のたやすい南部国境、「我々をもてあそんでいる」ロシアや中国のような外国の敵、ワクチン義務化、そして「人種に基づいた人命救助治療の割り当て」。
バイデンは「昨年5人の大統領以上の崩壊」をもたらしたとトランプは非難した。バイデンの下での国の急速な衰退をまとめ、トランプはアメリカが「ベネズエラの大規模版」への道を進んでいると述べた。
トランプの不屈と思われた権力の座は、最もメジャーなソーシャルメディア・プラットフォームから永久利用禁止処分を受けた昨年1月に打撃を被った。IT大手のリーダーは、1月6日の議事堂での暴動を受けて、大統領が米国の安全を重大な危険にさらしたと主張したのだ。
前大統領は、それからの1年比較的注目を引く立場を維持しており、いくつかの集会に参加し、米国の主流メディアだけでなく現政権を批判する痛烈なプレスリリースを定期的に発表している。