<引用元:JustTheNews 2021.10.11>
ドナルド・トランプ前大統領は、1月6日の米国議事堂侵入で警察官から致命傷となる銃撃を受け亡くなった女性、アシュリー・バビットの誕生日を祝うビデオメッセージに登場した。
バビットを銃撃して殺した議事堂警察官は、職務責任局が「合法的で局の方針の範囲内」の行為だと結論付ける評価を下したことで正式に無罪となった。
「全く素晴らしい人物である、アシュリー・バビットの思い出を追悼するために集まった皆さんにお話しできるのは実に光栄なことです。1月6日のあの恐ろしい日、アシュリーは米国議事堂に到着しました。彼女は撃たれて悲劇的な死を遂げました。今日は彼女の誕生日でした。アシュリー、誕生日おめでとうございます」と前大統領は、メッセージを伝えた。
特にトランプはバビットの夫と母親に同情を示し、「ともに我々は彼女の死を悼みます。アシュリーがあの日に亡くなるべき理由はありませんでした」と彼らに伝えた。
「私はアシュリーの家族に揺るぎない支援を示し、司法省に1月6日の彼女の死に対する再捜査の実施を求めます。全ての米国人同様に、あなたには公正な手続きを受ける資格があります。答えを得る資格があり、正当な報いを受ける資格があります」
今年春、連邦検察官はバビットに対する銃撃が不法行為だとする「合理的な疑いを超えて立証する証拠がない」と結論付けた後、彼女の死亡事件を起訴に持ち込まないことにした。
トランプからのビデオは、週末にテキサス州フリーポートに集まったバビットの友人と家族の前で上映された。上映後には聴衆から拍手と「U・S・A」コールが沸き上がった。