<引用元:ニューヨーク・ポスト 2021.8.9>
ドナルド・トランプは我々が考えていたより時間を持て余しているのだろうか?
週末にかけて支持者に送られた資金集めのメールで、前大統領はトレードマークの赤い「Make America Great Again(アメリカを再び偉大にする)」ハットの新バージョンを発表し、自身が新版を「デザインした」と主張した。
「私は最新のMAGAハットをデザインしたところですが、あなたに所有して欲しいです。あなたはいつも私の最も忠実な支持者の1人でしたので、ただの帽子を持っていて欲しくありません・・・私があなたのために手書きでサインしたMAGAハットを持って欲しいです」と、メールでトランプのセーブ・アメリカPACへの献金候補者に訴えた。
メールには、金色の縁取りで白い「MAGA」レタリングの付いた赤い帽子の画像が添付され、25ドル、50ドル、100ドル、250ドルの献金の選択肢もあった。
「我々の運動は減速しておらず、実のところただ加速しています。ですから私は最高の支持者のみなさんのために新しい帽子をデザインしたかったのです」とメールは締めくくっていた。
サインのないタイプの帽子で満足な人は、セーブ・アメリカのウェブサイトで帽子を40ドルで購入できる。
元の「Make America Great Again」ハットは、トランプの大統領時代の決定的なポップカルチャーの象徴として残り、女優のアリッサ・ミラノは2019年に「新しい白フード」と呼び、昨年の「ラリーのミッドライフ★クライシス」のあるエピソードでは印象的に取り上げられた。
第45代大統領が今月末のアラバマ州で行われる次の選挙運動形式の集会で「MAGA」ハットの新バージョンを被るかどうかについては、今の時点では何も触れられなかった。