<引用元:デイリー・コーラー 2021.1.20>
ワシントン・ポストは20日、ドナルド・トランプ大統領に対する虚偽主張プロジェクトを終了したが、現在ジョー・バイデン大統領に対する新たなデータベースを開始する「計画」はない、と本紙に語った。
トランプの4年間の大統領時代、同紙のファクトチェッカーは、トランプが30,573件の虚偽または誤解を招く主張を行ったと述べた―この数字はバイデンが正式に第46代大統領になってすぐに分かったものだ。同氏のファクトチェックチームの編集者でファクトチェック局長であるグレン・ケスラーは、彼らが「4年前にスタートした」時には、「こういう数字になるとは思いもしなかった」とツイートした。
同紙は「現時点でバイデン・データベースを立ち上げる計画はない」としており、トランプが去るということは、現在の大統領に対する虚偽主張プロジェクトを行わないということでもある。トランプのデータベースが始まったのは大統領就任から1カ月後のことだった、と同紙のシャニ・ジョージ広報部長は本紙に語った。
(略)
動きはバイデン本人は、虚偽の誤解を招く主張を推し進めた経歴を無視したものだ。現在の大統領は、C-SPANの録画でロースクール卒業時の成績について虚偽を述べたことが分かり、1987年の最初の大統領出馬を断念することを余儀なくされた。
この発覚は、バイデンが、当時イギリスの労働党党首だったニール・キノックの演説を盗用したと非難された後のことだった、とTIMEは報じていた。
バイデンは最近になっても誤解を招く、または誤った主張をしている。例えば南アフリカで、1970年代に獄中のネルソン・マンデラを訪問しようとして逮捕されたという話を繰り返ししているが、一貫して疑問視されている。一例を挙げると、ニューヨーク・タイムズは、バイデンの主張を裏付ける証拠が全く出て来ないと指摘した。
ケスラーは、2020年2月にワシントン・ポストでこの主張をファクトチェックし、「馬鹿げている」と呼び、彼に「4ピノキオ」を与えた。
同様に同紙はある記事で、バイデンがアフガニスタンに行ったことに関する話の「ほとんど全て」が「間違っている」ようだと指摘した。
「3分の間に、バイデンは儀式での自分の役割だけでなく、期間、場所、英雄的行為、勲章の種類、軍隊の部門、そして階級を間違えた」と2019年8月に出た同紙の記事は指摘している。