<引用元:FOXニュース 2020.12.14>
ジョン・ダーラム特別検察官は、トランプ・ロシア捜査の発端に対する捜査で捜査チームを拡大して「見事な進展」を果たしつつある、と捜査に詳しい連邦法執行機関当局者がFOXニュースに述べた。
コネチカット州米国連邦検事のダーラムは、10月にバー司法長官から特別検察官に任命されたが、捜査チームの検察官を増員しつつある。
現時点ではそうした検察官が誰なのかは不明だ。
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ダーラムを特別検察官に任命することで、バーはトランプ・ロシア捜査の発端に対する捜査が、次の政権になっても継続できるよう促進した。
「2019年5月13日に、私はコネチカット州米国連邦検事のジョン・ダーラムに2016年大統領選挙をとりまく特定の諜報・法執行活動を捜査するよう命じました。ダーラム氏が2020年夏までに仕事を完了させることを予想していましたが、彼が解明した追加情報だけでなくCOVID-19パンデミックのためにそれが実現できませんでした」とバーは、上下院司法委員会に対する12月1日付の書簡に書いた。
「大統領選挙に先立って私は、ダーラム氏と捜査チームが選挙の結果に関係なく仕事を完了させることが保証されるようにするため、ダーラム氏を特別検察官に任命することに決めました」とバーは書き、10月19日にダーラムを任命して「特別検察官の権能と権限」を持たせたと続けた。
バーはFOXニュースが入手した命令書の中で、「2016年大統領選挙の際に指示された諜報・防諜・法執行活動に関連する連邦政府当局者、職員その他の人物や団体が、クロスファイアー・ハリケーンとロバート・S・モラー三世特別検察官の捜査を含むがこれに限定されず、法に違反したかどうかを捜査する権限がダーラムには与えられている」と述べていた。
米国の法令において、特別検察官は「機密報告書」を作成し、「司法長官に最終報告を提出し、公に浸透することが許可された形で適切と見なすような中間報告を提出」するよう命じられている。
FOXニュースは先週、ダーラムが選挙後に自身の捜査に「全力で」取り組んでいると報じた。
「ダーラムは今後も全力で臨む」と捜査に詳しい消息筋は語った。
(以下略)