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カンタ・アーメド:イスラム系米国人トランプファンとしてリードとオマルに言う:恥を知れ!

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<引用元:FOXニュース 2020.9.5>カンタ・アーメド氏による論説

トランプ大統領は、あらゆる場所で原理主義的イスラム主義者と戦うイスラム教徒の熱心な支持者

2人のトランプ嫌いの急進極左の女性が今週、トランプ大統領をいかにして最高に侮辱するかに関する議論を展開してニュースになった。私はイスラムを見守るイスラム教徒女性として、また大統領を世界中のイスラム教徒の真の友であり我が国の優れた指導者だと評価する者として、彼女たちのコメントは無知で、侮辱的で、知的に真実性を欠いていたことが分かる。

MSNBCホストのジョイ・リード―自身の夜の番組「The ReidOut」の全てを費やしてトランプとその行動全てを非難する人物―は31日夜に、大統領は「イスラム教徒が行動する」のと同じやり方で自分の支持者を急進化させたと述べて議論を開始した。

「例えばイスラム教の世界で、指導者は敵だと判断する者なら誰であろうとそれに打ち勝つために、暴力的な話をたくさんして支持者が進んで自分自身の体を含め、暴力を行うよう奨励します」とリードは語った。

リードはさらにこう話した。「我々米国メディアでは、そうした人々を急進化させていると表現します―特に若者を急進化させている場合です。我々はイスラム教徒の行動の仕方についてそのように言います。ドナルド・トランプがやっていることを見る時、そうした急進化の説明と何か違いがあるでしょうか?」

その滑稽なほど無知な解釈を受けて、ソマリア出身のイスラム教徒であるイルハン・オマル米国下院議員は、リードを厳しく批判して謝罪を求めた。

「正直なところ、このような無頓着なイスラム嫌悪は有害で危険だ。我々はこのような扱いを受けるべきではなく、全国の非常に多くのイスラム教徒にとっての耐えられない瞬間に対する謝罪があってしかるべきだ」と民主党ミネソタ州のオマルはツイートした。

リードは謝罪しなかったが、2日の番組で自身のコメントは「必ずしも最も悪質な質問の方法ではなかった」と述べた。

では一体これはどういうことなのだろうか?またなぜ気にする必要があるのだろうか?

我々は皆、イスラム教徒に関する固定概念を知っている。急進的な過激主義者でテロリスト。一般的に西洋、特に米国、そしてことのほかユダヤ教国家イスラエルを嫌っている人たち。近代的なものを拒否する原理主義者で女性を抑圧する。

その固定概念は、世界19億人のイスラム教徒のごく一部に対しては正確だが、大部分にとっては正確とは程遠い。私は誇りある米国市民であり、イスラム主義を拒否し、イスラエル国を支持しており、医師として科学と現代世界を受け入れる教育を受けた女性の分かりやすい例であり、自分の性別に平等な権利があると信じている。

私はイスラム主義との戦いに全力で取り組んでいる―それは悪名高い偽のイスラム教であって、実に過激なイスラム原理主義を受け入れる過激主義的な政治思想だ。

例のごとく、オマルはイスラム嫌悪という亡霊―イスラム教徒に対する恐怖と敵意―をリードに対する非難で提起した。それは、イスラム主義者とその同調者が、会話を封じると同時に被害者意識を叫ぶために好んで使うサイレンサーだ。

オマルとリードはどちらも非常に欠陥のある考え方について議論しており、イスラム教徒を一枚岩で、無言で、やみくもな左翼主義信奉者とする悪名高い赤と緑の連合において、イスラム主義がいかに左翼に関与しているかを裏付けている。

また両者は、イスラム教徒に対するトランプ大統領の搾取とされる件についても完全に間違っている。それとは反対に大統領は我々の擁護者なのだ。

私は20年にわたり、またトランプ大統領になってからも頻繁に、アラブ・イスラム世界の至る所を訪問して、一般のイラク人、クルド人、ヤズィーディー、パレスチナ人、ヨルダン人、エジプト人、エミラティス、サウジアラビア人などと話をしてきた。こうした会話で同宗信徒たちは、トランプ大統領はイスラム教徒を急進化させるどころか、イスラム教を激励して行動に駆り立てる指導者だと私に語った。

大統領はイスラム主義者に対する強力な防波堤であり、世界中の何百万人もの脆弱なイスラム教徒の支持者だ。

トランプが支援したイスラム教徒には、ISIS、ハマス、ヒズボラ、タリバン、アルカーイダといった過激なイスラム主義者テログループの猛威を生き延びた人々が含まれる。トランプは、イスラム教徒を「物扱いする」どころか、「大」中東圏全体でイスラム過激派と戦うことによってイスラム教徒の強力な擁護者となっていた。

トランプは、イスラム主義のムスリム同胞団を特別扱いしたオバマ政権による8年間の疎外の後、スンニ派のアラブ世界と爽やかな関係改善を行った。

米国大統領は2017年に、サルマン国王の主催でサウジアラビア王国への歓迎を受ける中、55のイスラム主流国の指導者から驚くべき歓迎を受けた。そしてトランプは、複数のスンニ派アラブ国家と影の代理戦争をしていた、シーア派イスラム主義のイランに対する圧力を高めた。

その上トランプ大統領は、イランのスパイ組織リーダーでイラン革命防衛隊のコッズ部隊司令官であるカセム・ソレイマニという、イスラム主義イランで2番目に有力な人物を非常に大胆でタイムリーに暗殺するよう命じた。

またトランプは、新生パレスチナ国家の経済に500億ドル以上の投資を提供する、イスラエル・パレスチナ和平合意を提案した。そして最近では、アブラハム合意を成立させ、イスラエルとアラブ首長国連邦の間の関係正常化に導いた―イスラエルとアラブ国家の間のそうした和平合意は26年で初のことだった。

実のところ、トランプ大統領はあらゆる場所で原理主義的イスラム主義者と戦うイスラム教徒―すなわち急進化を求めるのではなく、それと戦うイスラム教徒の熱心な支持者にしか見えない

リードは、トランプ大統領が、原理主義者の宗教指導者のようにイスラム教徒を扇動する黒幕だと主張している―パキスタン、イラン、シリア、イラク、トルコなどで見られるのと同じように。だがこれは馬鹿げており事実とはかけ離れている。

リードは、イスラム教徒主流の世界とこの米国で私の同胞イスラム教徒の中での多様性、複雑さ、思想的相違に関する見識がないことを露呈している。彼女は我々をあらゆる点で一枚岩に表現した―屈辱的で卑劣な意見だ。

イスラム嫌悪だという訴えに関しては、イルハン・オマルはまたも自身のイスラム主義者の資質を露呈している。イスラム嫌悪は20世紀の構成概念であり、イスラムを見守るイスラム教徒と、政治的な偽のイスラム教であるイスラム主義に対する勇敢な批判者を含め、イスラム教徒とイスラム教に関する問題についての対話と調査を全て検閲しようとするものだ。

イスラム主義は、マルクス主義に大きな刺激を受けた20世紀の政治的全体主義思想だ。

オマルは―あらゆるイスラム主義同調者と同様に―、イスラム教、イスラム教徒、団体、指導者、社会のあらゆる面をあえて批判し、検証し、分析しようとする人は誰であっても黙らせようとしている。

リードの全くの愚かさは侮辱的だったか?そうかもしれない。だが侮辱的というよりも、リードの発言は自分自身のひどい無知を浮き彫りにするものだった。だがリードの言葉はイスラム教に対する攻撃だっただろうか?ほとんど違う。

リードの発言を反イスラム教徒的な外国人嫌い(全ての少数派が守られ称賛される自由で世俗的な民主主義では卑劣なことだ)に近いものにまで拡大解釈すると、リードはイスラム教徒に対する外国人嫌いと非難される恐れがあるが、これはイスラム嫌悪ではない。

イスラム主義者とその支持者(左翼を含め)は、オマルがミネソタ州下院議員だった2017年に、トルコのエルドアン大統領と面談したことを覚えている。エルドアンは、ムスリム同胞団―イスラム主義の母艦―の現代版ゴッドファーザーだ。

イスラム主義者とその同調者は、イスラム嫌悪を思想的なイスラム主義に対する批判と監視に対する政治的で公正な盾として振りかざしている。オマルはリードの愚かな発言だけでなく、イスラム教徒を分析するためにリードが持つ権利をも黙らせようとしている。

これは、我々全員が被ったばかなやり取りともっとばかなやり取りの言い訳にならない。だがそれは、左翼のイスラム主義との同盟において―イスラム教徒のイスラム主義同調者であれ、広く認められた極左の政治コメンテーターであれ―どれ程あらゆる場所でイスラム教徒の面目を潰し評価を下げるかを露呈するものだ。

リードとオマルに対しての言葉はこうだ。2人とも恥を知れ!

 

カンタ・アーメド医師は、Independent Women’s Forumの上級研究員であり、ニューヨーク大学ランゴーンの救命救急科担当医。

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