<引用元:FOXビジネス 2020.8.6>
ホワイトハウの作業部会は6日、米国市場で上場し米国の会計ルールに従わない中国企業は上場廃止にすべきだとトランプ大統領に伝えた。
金融市場に関する大統領作業部会は、中国政府が監査事務所のアクセスを許可しないことによって米国の金融市場の投資家にもたらすリスクに関する報告書を発表し、米証券取引委員会が米国市場での上場基準を強化することを提案した。
「大統領作業部会は満場一致で、証券取引委員会が他の勧告の中でも、監査調書へのアクセスのために米国市場での上場基準を強化するための措置を講じることを勧告する。米国は資金調達のための世界で首位の区域であり、我々は資本市場における投資家の信頼を支える基本方針に関して妥協することはない」と、作業部会長であるスティーブン・T・ムニューシン財務長官は声明の中で述べた。
上場基準を強化することで、継続的な上場のための条件として監査データへのアクセスが義務付けられる可能性がある。
作業部会は移行期間を支持しており、現在上場している企業は2022年までに従うべきだと提案している。
作業部会は6月初めにトランプ発表した覚書に対する回答として、6日に勧告を発表した。