<引用元:ブライトバート・ニュース 2019.6.14>
中国の工業生産の成長が2002年以来最低ペースに落ちる中、米工業生産が4カ月の落ち込みの後5月に回復
FRBが14日に発表したデータによると、製造業生産高は4月に0.5パーセント減少した後、0.2パーセントの増加となった。製造業は全産業の生産の約75パーセントを構成しており、米国経済の約12パーセントを占める。
鉱業と工場の電気・ガス・水道等を加えた総合的な工業生産は、5月に0.4パーセント増加し予想を上回った。4月の縮小は0.4パーセントの減少という改善した数字に修正された。
14日の中国のデータは、工業生産の成長が2002年以来で最低のペースに落ち込んだことを示しており、米国の関税が世界第2位の経済に損害を与えていることを示している。
米国の工業データは、多くのエコノミストの予想よりも米国の製造業部門が貿易の圧力に対する回復力を持つことを示す重要なサインだ。14日には米国のより強い経済を強く証明する別の報告として、米国の小売りで5月に予想を上回る数字が示され、4月と5月がより高く修正された。
耐久消費財の生産は2パーセント増加し、消費財全体では0.5パーセント増加しており、米国消費者の強さが継続していることを反映している。自動車の生産は3.4パーセント増加し、今年初めに続いていた減少を一部で逆転させている。機械生産は1.1パーセント増加した。事務用機器の生産は0.2パーセントの増加だった。半導体と通信機器を含むハイテク生産は増加した。
設備稼働率は予想を上回って、77.9から78.1パーセントに上昇した。