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ロシア共謀でっち上げについて米国人が知るはずのなかった6つの事実

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<引用元:デイリー・コーラー 2020.5.27>トニー・シェーファー氏による寄稿

民主党の「ロシア共謀」反対運動は国家安全が問題ではなかった―そして今米国民はついに真相を知りつつある。

オバマ政権高官と彼らの仲間の主流メディアの抗議に反して、共謀疑惑は次の目的を達成することが目的だった。第1に、2016年に有権者がドナルド・トランプを支持しないように推進するため。第2に、ヒラリー・クリントンが選挙で勝った場合にはドナルド・トランプ個人を破産させてその事業を職業的に破壊するため。そした第3に、トランプ大統領を辞任させるためのいわゆる「保険」としての役割を果たすためだ。

実際ロシア共謀のでっち上げ全体が動き出したのは、ドナルド・トランプが2016年7月に共和党大統領候補者になる前のことだった。実は民主党の誰もが、3番目の目的を追求することが必要となるとは予想していなかった。2016年の選挙運動の間、クリントンの側近たちは彼女が地滑り的に大統領の座を勝ち取ると確信していた。そうなれば、ジェームズ・コミーのFBIがトランプ陣営をスパイするための「断定」を固めるのに使用した戦術に関して、米国有権者が気づくことはなかっただろう。

ところがクリントン敗北後、オバマ政権は保険から報復に方針転換するほかなかった。このスキャンダルはほんの少し解明され始めたに過ぎないが、我々がすでにつかんだことは、ひねくれた米国人にすらほとんど衝撃を与えるはずだ。以下は我々がロシア共謀でっち上げに関して知るはずのなかった7つ(訳注:原文まま)の重要な事実だ。

1.ロシア干渉に関する真相

最近新たに機密解除されたクラウドストライク社の証言と元オバマ政権国家安全保障担当高官の証言によると、2016年の大統領選でロシアが誰か1人の候補者だけを集中的に味方したという明確な証拠はない―ロシアの活動は混乱させることを専ら意図したものだった。ロシア政府は民主党全国委員会(DNC)のサーバーを「ハッキング」していなかったし、ロシア高官でトランプ陣営と共謀していた者は一人もいなかったことが判明している。

2.本当のロシア共謀

ロシア政府との共謀の唯一の証拠は、クリストファー・スティール文書だった―文書にはロシアによる不正な偽情報が含まれ、クリントン陣営とDNCがスポンサーとなっていた。

3.FBIの不正工作

約4年経って、ついにFBIがトランプ陣営をスパイしていたことが暴露された。クリストファー・レイはFBI長官就任以来、沈黙を保っている。なぜか?我々にわかっているのは彼が何年も前から知っていたが何も語らなかったということだ。

4.トランプ大統領に対する「保険」

クリントンが2016年大統領選で勝っていたら、FBIのリサ・ページ元弁護士とピーター・ストラック元捜査官が、トランプが大統領となった場合に備えていわゆる「保険」を準備していたことについても、米国民は何も知ることはなかった。この驚異的な新事実は、オバマ政権の背後で怪しげなことが実行されていたことを多くの米国人が確信する最初の出来事となった。

5.マイク・フリン中将が党派的な標的に

2017年1月5日の大統領執務室での会議に関するスーザン・ライスのメモによると、オバマのホワイトハウスは当時のFBI長官、ジェームズ・コミーに、トランプ大統領の最初の国家安全保障担当補佐官、マイク・フリンを標的とするよう指示した

6.民主党のプロパガンダ活動

民主党議員は、ロシアとの共謀の証拠がなく―、3年以上の間、事実上ひっきりなしに米国民に嘘をつかせるのを止めなかったことを十分承知していた。ロシアの選挙干渉に対する下院情報委員会の記録が最近公開されたが、アダム・シフ下院議員は、自分自身の重要証人が全く反対の主張をしたことを十分知っていながら、ロシア政府とトランプ陣営の間の共謀の証拠があると不当に主張していたことがわかった。

我々は、ロシア共謀でっち上げとその党派的な発端に関するこうした詳細を知るはずではなかった―ぞっとするのは、ヒラリー・クリントンが大統領になっていたら、乱用と不正の範囲を知ることはなかっただろうということだ。民主党がこの数年間米国民に隠してきた全ての秘密に関して、もっと多くの真相が明らかになるだろう。こうした新事実から行動と説明責任が必要となるが、それらは我々の共和国を確実に守るためにやらなければならないことだ。

 

トニー・シェーファー中佐は元情報高官であり、London Center for Policy Researchの所長。

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