国家情報局と国家安全保障局の長官が、水曜日に、継続中のロシアの捜査についてトランプ大統領から圧力を受けたことはないと証言し、最近報道された内容は否定された。
ダン・コーツ国家情報局長官と、マイク・ロジャーズNSA長官は、上院情報委員会の公聴会でその問題について問われた際、トランプとのやり取りについて詳細に話すことはおおむね拒否した。
先月発表された記事によると、トランプはコーツとロジャーズの両者に、トランプがロシア疑惑の捜査を受けていることを否定するように求めたということだった。
コーツとロジャーズは両者とも、トランプの要求に不快感を覚えたと報道されていた。
しかし、水曜日にこれらのやり取りについて聞かれると、両者はトランプとの会話の詳細について触れることは断ったものの、ホワイトハウスから圧力を受けたと感じたことはないと述べた。
「NSAの長官として3年以上になりますが、私が覚えている限りでは自分が違法である、不道徳である、倫理に反する、あるいは不適当と考えるような指示を受けたことは決してありません。そして、そのような圧力を感じたことも記憶にありません」とロジャーズは、バージニア州上院議員のマーク・ワーナー上院副委員長に述べた。
「大統領がロシアの捜査から手を引く、あるいは控えるように何らかの形で求めたり方向づけることがありましたか?」とワーナーは尋ねた。
ロジャーズは、トランプと交わした特定の会話について話すつもりはないと答えたが、「私が今コメントした内容に間違いありません」と付け加えた。
元インディアナ州上院議員でトランプに任命されたコーツも、ロシアの捜査やそれ以外のことを控えるように圧力を受けたことを否定した。
火曜日に、ワシントンポストは、コミーFBI元長官に干渉してロシアの捜査に抵抗するようトランプがコーツに求めたことを、コーツが3月22日に関係者に語ったと報道していた。
「私の就任中に・・・圧力を受けたことは決してありません。継続中の捜査に関して、政治的な方法でインテリジェンスを形作って、干渉するための圧力をどのような方法でも感じたことはありません」とコーツは証言した。