<引用元:デイリー・シグナル 2020.4.28>
マイケル・ホイプは、COVID-19のために一時閉店していたビティー&ボウ・コーヒーの職を取り戻したばかりでなく、26日にホワイトハウスでそのことを話す機会まで得た。
障害を持った従業員であるホイプは、イーストルームでのイベントでこう話した。「私は自分の仕事を愛しており、仕事に戻れることに感激しています。ビティー&ボウでは、『壊れていない』という言葉を好んで使います。それは私のことであり、私の同僚たちは全員『壊れていない』と呼ばれています。そして私たちにはたくさんのことができます。私は偉大な国である合衆国も壊れていないことを知っています」
ノースカロライナ州ウィルミントンにあるビティ&ボウ・コーヒーは、一時的に店を閉め120名の従業員を解雇しなければならなかった。そのほとんどが知的障害や発達障害を持つ。が、給与保護制度(Paycheck Protection Program)によって連邦政府ローンを得た後、全従業員を再雇用することができた。
ホワイトハウスのイベントでは、政府のCOVID-19緩和措置によって経済活動の多くの閉鎖を強いられた後に何とかビジネスを維持した体験談が、8つの会社の代表者から発表された。
制度では、500人以下の企業が従業員を解雇しなければ、ローンの元金は免除される。雇用主はそれでも利子を払う必要はある。
ビティ&ボウ・コーヒーは、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州、ジョージア州、そしてメリーランド州で営業展開している。大部分の従業員にとって、給与をもらえる初の仕事だ。従業員は現在、「自宅で働き、出荷するオンライン注文ごとに添える手書きのメモを書いている」と、イベントでスピーチしたビティ&ボウのCEO、エイミー・ライトは述べた。
ライトはこう語った。「もう誰もがいつでも通常に戻れる状態でしょう。今は新たな常態の時代だと思います。つまり、障害を持った人たちが、特に職場で高く評価される時代です。(給与保護制度)ローンを受けた者として、私たちは責任を持って全ての人、特に障害を持った人たちを助け、アメリカン・ドリームを追い続けます」
給与保護制度で全米の中小企業に3,500億ドルが分配され、160万ドル以上の免除可能なローンが中小企業局(SBA)によって承認されている。トランプは、SBAがこの14日間で過去14年間分を超えるローンを振り出したと述べた。
ところが、制度はハーバード大学やシェイクシャックのような大きな雇用主にばらまかれているとして厳しい視線を向けられた。悪い評判が多発していくつかの大企業はローンを返却した。
ムニューシン財務長官はイベントでこう話した。「報道機関は不適切にお金を受け取った多くの大企業について意見を述べた。我々は非常に明確にしてきた。今日我々は、200万ドルを超えるローンについては全て、返済される前に全面的な免除審査を行うことを発表した。なぜならここで対象にしているのは中小企業だからだ」
記者からの質問を受けた際、トランプは民主党議員が保証収入の数カ月間の継続を要求していることについて質問された。
「給与税削減が好ましい。私は最初からそれがいいと思っていた。それが、私が本当にぜひやって欲しいと願っていることだ。ほとんどのエコノミストは私に同意している」とトランプは答えた。
大統領は州に対する救済を疑問視したが、サンクチュアリ政策の変更を前提条件として支援が出る可能性があると述べた。この政策で地方の法的管轄が連邦政府の移民当局に協力を拒んでいる。
「我々は25年間の管理の失敗を埋め合わせて、彼らが失った資金を与えようとは考えていない。それは他の州に対して不公平だ。さて、COVID関連であるなら、そのことを話すことができるのではないかと思う」とトランプは述べこう続けた。
「だが我々には要求したいものもあり、それにはサンクチュアリ・シティの調整も含まれる。というのも、サンクチュアリ・シティーにはたくさんの人がいるが、急進左派の人たちにも人気がないと思うからだ。
何が起こっているかと言えば、保護されるべきでない人が保護されていて、サンクチュアリ・シティでは悪いことがたくさん起こっているのだ。」