<引用元:ワシントン・タイムズ 2020.4.13>
ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は、州でのコロナウイルス・パンデミックに対するトランプ大統領の対応を高く称賛した。
「ニューヨークをまっとうに扱うなら私はそう言う。そうしていないならそう言う。それがこの状況での明白な事実だ」と民主党のクオモ氏は、13日のハワード・スターンのシリウスXMラジオ番組で、共和党大統領との論争の多い関係に言及して語った。
「大統領はニューヨークのために十分に職務を果たしている。ニューヨークのために職務を遂行してきた。陸軍工兵部隊、我々は何千ものベッドを建設し、大統領は海軍病院船コンフォートをニューヨークに派遣した――彼はニューヨークのために職務を遂行してきた」と知事は続けた。
多岐にわたるインタビューの後半で、クオモ氏は今回の危機の間、大統領に連絡を取るのがいかに容易だったかを説明した。
「驚くほど簡単だ。どういうことかといえば、大統領は驚くほど連絡が取りやすかった。彼が電話に出ることもあれば、10分後に折り返し電話をくれることもある。1つの番号にかけると、ある人物が出て大統領を呼び出すようになっている。素晴らしかった」と知事は話した。
番組の中でスターン氏は知事に、知事の弟でCNN司会者のクリス・クオモがコロナウイルスに感染したことをトランプ氏が「喜んで」いるか質問した。
「そうは思わない」と知事は答えた。
クオモ氏は、トランプ氏が弟に「敵意」を持つことはあるものの、大統領が弟の病気を大喜びしているようなことはまずないだろうと述べた。実際大統領は、頻繁に交わした電話での会話の中でもCNN司会者の容態を頻繁に尋ねたとクオモ氏は語った。
「大統領はいつも決まって私に『クリスはどうだ?彼は大丈夫か?』と言う。それは大統領のいつもの気質にはないことだ。我々は電話中にあまり雑談はしない。だが彼はいつも決まってクリスについてそう話し、いつも私の母によろしくと言う」とクオモ氏は語った。