<引用元:ホワイトハウス 2020.3.14>
本当にまさかという時に、アメリカ人は常に試練と不安の時期を切り抜けられるよう祈りに救いを求めてきました。コロナウイルスのパンデミックによって生じた類のない挑戦に直面し続ける中、非常に多数のアメリカ人が教会、寺院、シナゴーグ、モスク、また他の礼拝所に集うことができずにいます。けれどもこの時、我々は知恵、癒し、力を与えてくれるよう神に祈ることを止めてはならないのであり、特に被害を被った人たちや愛する人を失った人たちのために祈らなければなりません。私と共に、コロナウイルスのパンデミックに影響を受けた全ての人たちのための祈りの日に参加していただき、神の癒しの手が全国の人たちの上に置かれるよう祈っていただくよう皆さんにお願いいたします。
大統領として、皆さんがアメリカ人同胞の健康と幸せを祈ることと、神にとって対処できないほどの大きな問題はないのだということを忘れないことをお願いいたします。我々は皆、ペテロの手紙一5章7節の「思い煩いは、何もかも神にお任せしなさい。神が、あなたがたのことを心にかけていてくださるからです」という神聖な言葉を心に置くべきです。ウイルスに感染した全ての人たちが、この期間に主の守りと愛の存在を感じるよう祈りましょう。神の助けによって我々はこの脅威を克服します。
13日に私は国家非常事態を宣言し、コロナウイルスのパンデミックと戦う取り組みを支援すべく、連邦政府の全ての力を展開できるようにするための他の大胆な措置を講じました。今私は、対応の最前線にいる人たちのためにアメリカ人全員が祈ってくれるようお願いします。特に我々全員をコロナウイルスから守り、感染した患者を治療するために休むことなく働いている全国の卓越した医療専門家と公衆衛生当局者、勇敢な第一対応者、州兵、そしてコミュニティの健康と安全の確保のために働いている献身的な人たち、そして連邦政府、州、地方自治体の指導者のために。我々は、彼らが全国のアメリカ人を守るために難しい判断をし断固たる行動を取るのに必要な知恵を、神が与えてくださると確信しています。我々は祈りの中で父なる神に寄り添う時、詩編91編の「わたしの避けどころ、砦、わたしの神、依り頼む方」という言葉を思い出します。
祈りで団結すれば、神にとって重すぎて取り除くことができず、この国が神の助けを受けて耐えられないような重荷はないのだと気づきます。ルカによる福音書1章37節では、「神にできないことは何一つない」と約束しており、その言葉はこれまで同様現在でも当てはまります。神の下の1つの国家として、我々は直面する困難よりも偉大であり、祈りと思いやりと愛の行為によって、この挑戦を受けて立ちもっと強力な者となりかつてないほどに団結します。皆さん一人ひとりに神の祝福がありますように。そしてアメリカ合衆国に神の祝福がありますように。
そこで今、私ドナルド・J・トランプ、アメリカ合衆国大統領はこれをもって、2020年3月15日をコロナウイルスのパンデミックの影響を受けたアメリカ人全員と、国家的対応の取り組みのための国家的祈りの日として宣言します。
この証拠として、主の年の2020年、またアメリカ合衆国独立244年の3月15日、私はこの文書に署名します。
ドナルド・J・トランプ