<引用元:デイリー・コーラー 2021.3.10>
ドナルド・トランプ前大統領は10日夜の声明でワクチンが配布できたのは自分の功績だと述べた。
「(中国ウイルスとして言及されることが多い)COVID-19のワクチンを受ける時に思い出してもらえたらと思いますが、私が大統領でなかったらその素晴らしい『予防接種』をよくても5年は受けることはなかったでしょうし、もしかしたら全く受けることはなかったかもしれません。みなさんが思い出してくれることを願います!」とトランプは述べた。
トランプは12月にも同様の発言をしており、「ワクチンについてのこの素晴らしいことについて・・・今後何年も」人々は話題にするだろうと述べた。
「年末までにワクチンを供給するのは不可能だと何度も繰り返し聞かされました。我々は年末よりずっと前にそれを実行しました。医学の奇跡でも起きない限り無理だと言われましたが、それが正に現実のものとなっています」とトランプは当時語った。
「これは科学、産業、そして医学における歴史上で最も類まれな功績の1つです」とトランプは述べた。
ホワイトハウスのジェン・サキ報道官は3月初めに、「国で50万人の人々がこのパンデミックで亡くなっている時に誰かが称賛に値するとは思わない」と述べた。
「我々が集中していること、そして大統領が1カ月前に就任した時に集中したことは、十分なワクチンを確保することでした。今それを確保しつつあります」と彼女は付け加えた。
ところがジョー・バイデン大統領は1月26日にオペレーション・ワープスピードに関わる人全員を称賛すると述べた。「我々はこのワクチンの取り組みに関わる全員を称賛したいと思います。その称賛は全く当然与えられるべきものです」とバイデンは述べた。
オペレーション・ワープスピードは、軍事専門知識、国と民間の科学研究、そして製薬業界を結集して12カ月から18カ月以内にコロナウイルス・ワクチンを作成しようというトランプの計画だった。計画は通常の規制上の障壁を取り払い、ワクチン製品候補に巨額の資金を拠出した。
民主党イリノイ州のディック・ダービン上院議員は、トランプをたびたび批判する人物でもあるが、12月にオペレーション・ワープスピードは「劇的な成功」だと述べた。
「ワープスピード計画は劇的な成功のようであり、そうなることを祈っています。私はこの政権をたびたび批判してきましたが、我々が直面するこのパンデミックの中で、これを効率的に運営して、タイムリーな形で―ほとんど信じられないほどのタイムリーな形で―ワクチンを提供したことについて彼らを称賛したいと思います」とダービンは上院議会で述べた。