<引用元:ニューヨーク・ポスト 2020.4.9>
多数の米国人が1,200ドルの救済金を9日から受け取る予定だ。コロナウイルスの影響を受けた市民に対する給付金支払いの第1弾が始まる。
最初の受領者グループは米国人約5千万人となる見込みで、ワシントン・ポストが入手したIRSの内部計画書によると、4月9日から4月14日までには給付金を受け取る。
日程は納税申告方法に基づいて様々だが、電子申告している人は迅速に受け取りが可能だ。10人に8人の米国人は前回の税金還付振り込みの登録済みであると同紙は報じた。
IRSは電子納税申告に登録していない米国人に対して、紙の小切手を印刷して郵送しなければならず、こうした人々が小切手を受け取るのは4月24日以降となり、その時点で3千万ドル分の小切手が発送される予定だ。
スティーブン・ムニューシン財務長官は先週の終わりに、IRSに銀行口座情報を既に提出している米国人は「2週間以内に」救済資金を受け取ると約束した。
「給付金は、(第1弾の支払い後に)本当にすぐに得られる。情報がこちらになければ、簡単なウェブ・ポータルがあるのでそこにアップロードする。それがなければ小切手を郵送する」と財務長官は語った。
給付金は2.2兆ドルのコロナウイルス経済対策パッケージに含まれるものであり、パンデミックによって悪戦苦闘する個人と中小企業を助けることを目指している。
推定1億4,500万人の米国人が経済支援を受ける資格を持つと予測されている。