<引用元:デイリー・コーラー 2020.2.24>
バーモント州のバーニー・サンダース上院議員はナンシー・ペロシ下院議長の間違いを証明している。
ペロシは繰り返し民主党主流派を同党の社会主義派から区別しようと努めてきた。
ペロシは2017年1月のタウンホールで、民主党は社会主義者というより「資本主義者」だとある大学生に答えた。
2018年6月にCBSニュースの記者が民主党内では社会主義が「優勢」かとペロシに質問した時、彼女は「いいえ」と答えた。
「私は経済制度として社会主義を全く拒否する。人々がそうした意見を持っているとしても、それはそうした人たちの意見だ」とペロシは2019年4月に「60ミニッツ」で語った。
「それは民主党の意見ではない」と彼女は続けた。
だが社会主義者の上院議員の大統領選挙陣営は違った説明をしている。
サンダースは民主党大統領選の最初の3つのうち2つで勝利した――中でも22日のネバダ州党員集会では圧勝だった――し、予備選挙の全国世論調査では明らかに同党の最有力候補である。
リアル・クリア・ポリティックスの世論調査平均では、サンダースが次点のジョー・バイデン元副大統領を12ポイント引き離している。民主党予備選挙投票者に対するモーニング・コンサルトの23日の調査では、サンダースの他の予備選挙ライバルからのリードは増加の一途をたどっていることが分かった。
サンダースの上昇は、民主党有権者が選択肢を与えられた際に資本主義よりも社会主義を選ぶことを示した世論調査結果と合致している。
2018年8月のギャラップ世論調査では、民主党員は資本主義よりも社会主義に対してより肯定的な見方を持っていることが分かった。
その調査は「過去数十年のギャラップ調査で初めて、民主党が資本主義よりも社会主義をより好意的に評価した」ものとなった、とギャラップは指摘した。
2019年5月のギャラップ調査では同様に、民主党の70パーセントが「何らかの形の社会主義」がアメリカにとっては「良い事」になると答えたことが分かった。
けれども有権者全体の大多数は、社会主義は国にとって悪い事になると答えた。