<引用元:ニューヨーク・ポスト 2020.2.22>
トランプ大統領は大統領となってから最大の集会を開こうとしている――だがそれは米国でのことではない。
今週予定されるトランプの初めてのインド公式訪問は、非常に盛大で壮観なものとなる。皮切りとなるのは24日の、ナレンドラ・モディ首相の本拠地であるグジャラート州アーメダバードでの14マイルのパレードだ。首相は大勢の支持者で通り道をいっぱいにすると約束している。
それから二人は同市の最新のクリケット競技場、モテラ・スタジアム――世界最大だ――で10万人の集会を開く。
大統領とメラニア夫人はその晩タージマハールを訪れ、その後歓迎式典のためにニューデリーへと向かい、最後に大統領官邸のラシュトラパティ・バワンで公式晩餐会に参加すると政権当局者は述べた。
13億の人口を持つインドは世界最大の民主主義国である――そしてトランプは共通のポピュリスト傾向を持つモディとの友好を深めようとしてきた。トランプは9月にテキサスの集会でモディと共に登場し、そこには5万人のインド系米国人が参加した。
だがトランプ政権は、モディが保護貿易主義の立場に固執しているためにその急拡大する消費者市場への米国の輸出が鈍化する中、米インド貿易協定の合意に苦労している。
2日間の訪問中に全面的な合意をまとめる代わりに、トランプは35億ドル相当のヘリコプターと他の防衛装備をインド軍に販売する合意を発表する見込みだ。
「大統領は2国間の強固で揺るぎない関係の証明としてインドを訪問する」とホワイトハウスは述べた。