<引用元:ワシントン・エグザミナー 2019.12.4>
スタンフォード大学のパメラ・カーラン教授は、下院弾劾公聴会中にバロン・トランプについて話したのは「間違いだった」と述べた。「先ほど大統領の息子について話したことを謝罪したい。私がそうしたのは間違いだった」とカーランは4日の弾劾公聴会の中で語った。「いうまでもないが私は、大統領が自身の行った間違いについて謝罪してくれることを願っているが、自分があのように話したことは本当に後悔している」
公聴会の初めに、教授は大統領を狙い撃ちするのに13歳のバロン・トランプを利用していた。「憲法では貴族の称号は許されていない」とカーランは下院司法委員会の前で語った。「だから大統領が息子にバロンと名前を付けることができても、息子を男爵(訳注:英語で「バロン」と同じ発音)にすることはできない」
ファーストレディのメラニア・トランプはこれに対してツイッターで、党利党略を事とする政治に自分の子供を巻き込まないよう求めた。「未成年の子供のプライバシーは保護されるべきであり、政治に巻き込まれないようにすべきです。パメラ・カーラン、あなたはとても怒りに満ちた、公の場での明らかに偏った迎合を、またそのために子供を利用したことを恥ずべきです」とメラニア夫人は述べた。
A minor child deserves privacy and should be kept out of politics. Pamela Karlan, you should be ashamed of your very angry and obviously biased public pandering, and using a child to do it.
— Melania Trump (@FLOTUS) December 4, 2019
バロン・トランプの兄、ドナルド・トランプ・ジュニアも法学教授に狙いを定め、コメントは「グロテスク」で「卑劣」だと述べた。マット・ゲイツ下院議員は公聴会中にカーランに対して、彼女がその「小さな冗談」のせいで証人としての信頼性が損なわれたように思えると語った。