<引用元:ワシントン・エグザミナー 2019.11.19>ワシントン・シークレット、ポール・ベダード氏
新たな報告によると、南部国境を越える不法移民は「正常」レベルに反落しており、オバマ政権下に国境付近で増加し始めた大量の家族を阻止するための政策を導入した、トランプ政権の功績だといえる。プリンストン・ポリシー・アドバイザーの報告書は、「国境は入国活動に関して管理された状況に回復したようだ」としている。
移民専門家である、プリンストンのスティーブン・コピット代表はこう続けた。「裁判所にはまだバックログが大量にあり、移民に関しては様々な保護下にあるが、流入は現在もっと典型的なレベルにまで正常化しており、トランプ大統領の功績だといえる」
コピットは今年の不法移民が100万人を超える恐れがあると警告していたが、最新の国境データを再検証した結果、政権が不法入国を管理下に置き、歴史的レベルにまで引き下げていることが分かった。
数は依然として多いものの、最近の変化は、流入を減速させるために壁を建設し、中米諸国と協力しようという取り組みが奏功した証拠だと国境警備当局者は述べた。
結果として国境を越えようとする家族は減り、「不許可」として送り出される数は減ったとコピトは語った。プリンストンは10月の数字についてこう述べた。「税関国境警備局は、10月に3万5,444人が安全対策のない米国南西部国境を越えて逮捕されたと報告している。これは前月から約5,000人減少しており、基本的には過去10年の平均の数字だった。また我々の予測を約1,500人下回っていた」