<引用元:ニューヨーク・ポスト 2019.9.12>
(ヒューストン)トランプ大統領は、民主党の2020年大統領選挙ライバルたちの頭上に巨大なバナーを飛ばし、今夜の討論会の空を確保するようだ。
トランプは「社会主義はヒューストンの経済を台無しにする!2020の投票はトランプに!」と書かれたバナーで、大統領候補者たちを嘲る。
「どの民主党の候補者も全員、雇用を台無しにし、経済を破壊する米国のためにならない政策を掲げている。チーム・トランプはここで、民主党が米国にとって大失敗となることを彼らに思い出させ、ヒューストンの人たち全員に知らせるつもりだ」と、トランプの広報副部長のエリン・ぺリンはニューヨーク・ポストに話した。
飛行機はヒューストン市上空全域で、現地時間の午後2時から午後6時まで飛行する。
選挙陣営はその取り組みに7,500ドルを支払っている。
トランプは2016年にテキサス州を制したが、Houston Chronicle と San Antonio Express-Newsに見開き広告も出した。広告では、民主党を当選させるということは、増税、民間ヘルスケア廃止、そして不必要な規制を意味するとしている。
またトランプ陣営は、「トランプ大統領のリーダーシップがラテン系コミュニティのために達成した歴史的な前進」を強調するヒスパニック伝統月間の皮切として、ヒューストンで「バモス・トゥー・ビクトリー」イベントを開催した。
共和党全国委員会とチーム・トランプの共同イベントが、ヒューストン蒸留酒製造所で行われた。チーム・トランプは、ニューメキシコに影響を及ぼすことも含めて、ラテン系コミュニティに浸透できると考えている。トランプは9月16日にそこで集会を開催する。
選挙対策本部長のブラッド・パスケールは、ラテン系はトランプの貿易戦争と移民政策を好んでいると述べた。
「これを最初に象徴するものとなった事の1つが、エルパソ大会だった。データで見ると、2016年に大統領に投票しなかった何千人もの有権者が集会に現れて、登録し、入場していた」」とパスケールは、2月に行われたトランプのテキサス集会の参加者について話した。