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ジョン・ボルトン突然の辞任でもトランプの外交政策が変わることがない理由

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<引用元:ニューヨーク・ポスト 2019.9.10>ジェームズ・ジェイ・カラファノ氏による寄稿

ジョン・ボルトン国家安全保障担当補佐官の突然の辞任をめぐり、ワシントンでは混乱が続いている。だがほとんど触れられることがなく、最も重要なこととして、ボルトンが去ってもトランプの外交政策が変わることはない。

トランプは、これまで同様に今後も間違いなく「最高意思決定者」のままだ。いわゆる「トランプにささやく人」と呼ばれる人は多くいた。助言が必ず大統領に受け入れられるという人は誰もいなかった。

トランプはただ「はい」と答えるだけのスタッフを持つことはなかった――またそれを望むこともなかった。彼は公式スタッフを越えることがよくある、意見の多様性を追求している。そもそもそういう理由でトランプはボルトンを連れてきた。大統領よりもはるかにタカ派だからだ。

トランプは独断的でもない。シリアやアフガニスタンによって引き起こされたものを含む、数多くの政策課題について補佐官と討議した結果、彼は当初の意図とは異なる方針を取ることになった。

だからボルトンが出てしまったからといって、外交政策の転換を予測する理由はない。ティラーソン、マティス、マクマスター、ケリーが上級顧問だった時、彼らが外交政策を監督する「大人の枢軸」を主導しているのだと主張する声もあった。ところがその全員がいなくなって久しいが、現在の政策はそれほど異なっていないようだ。

これは、ボルトンがプラスの影響を持っていなかったということではない。彼の監督下で、トランプの「アメリカファースト」政策は現実に前進させることができた。

ボルトンは、米国がイラン合意から離脱してから、イラン政府に対する最大圧力作戦を抑えられないほど支持していた。その作戦はうまくいっている。

イランは、トランプの圧力から逃れる方法を見いだそうと奮闘している。ニューヨークでの国連総会前後にトランプとの会談に合意する可能性を示す噂もある。

ボルトンはEUからのブレグジットのために戦うボリス・ジョンソンを米国が受け入れることを熱心に応援していた。またハノイで、北朝鮮の「親愛なる指導者」金正恩がトランプをだまして悪い取引をさせようとした時、彼が大統領に助言したのは間違いない。

またタリバンが「和平」協定の締結前日にカブールでテロ攻撃をしでかした後、彼らをたしなめたのも正しかった。

それでも結局、大統領はその協力関係はもううまくいかないと感じた。トランプにとって袂を分かつことは決して難しいことではない。――それで大きく変わることはないからだ。

ヘリテージ財団のジェームズ・ジェイ・カラファノ副所長は、国家安全保障と外交問題に対する同シンクタンクの調査を指揮している。

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