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中国への対応堅持を求めるトランプ大統領への公開書簡

投稿日:2019年7月19日

<引用元:ワシントン・フリービーコン 2019.7.17

トランプ大統領宛ての1通の公開書簡。それは、中国政府が米国の価値観と戦略的利益に反しているとし、大統領に中国政府に対する対応を堅持することを強く求めていた。

書簡を書いたのは、元海軍大佐、米国太平洋艦隊元諜報・情報作戦部長のジェームズ・E・ファネルだ。書簡はワシントン・ポストが7月3日に「中国は敵ではない(China is not an enemy)」と題して発表した公開書簡に答えた形だ。

「米国の例外的な歴史を通して、後に続く世代は我々の建国の原則を守って促進し、我々と同盟国の自由の存続に対する脅威を打倒するという難問にうまく対処してきました。今日我々の世代は、同じことを行うのに、敵意に満ちてますます危険を増す人類の自由に対する脅威に見舞われています。すなわち中国共産党のことであり、それが中華人民共和国の国中で悪政を行なっています」

ファネルの書簡には130の署名があり、退役軍人と元米軍将校、学者と教授、シンクタンクのメンバー、またその他の中国専門家が含まれていた。書簡には「中国は我々が願う姿ではありません。我々の政治体制では、政治が標準的な状況であり、戦争は例外です。それが中国の世界観では明白に正反対になっています。我々は今後、こうした危険な非対称性を理解し対処したほうが良いに違いありません」とある。

書簡は中国共産党の乱用をリストアップしており、それには言論と宗教の自由の弾圧、腐敗した経済慣行、既存の国際秩序に対する反対、拡張主義、また自由で民主的な国である台湾に対して戦争を仕掛ける脅威が含まれている。

書簡にはこう書かれている。「中国の差し迫った戦略は、あなたの大統領の地位を遅らせ、行き詰まらせ、そうでなければ過ぎ去るのを待つということです。あらゆる取り組みを行って、その結果として中国との経済関係のバランスを取り戻し、志を同じくする民主主義国との同盟を強化し、最終的には自主と自由を抑圧する中国の世界的な野心を打倒することのできる政策と能力を今、制度化しなければなりません」

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