<引用元:プロジェクト・ベリタス 2019.6.24>
動画はプライバシー侵害の申し立てで削除された模様。
- 内部関係者:グーグルは「ドナルド・トランプのような者を再び権力の座に就かせまいと躍起になっている」
- グーグルの「責任あるイノベーション」部門の責任者が、エリザベス・ウォーレンは「グーグル解体」に関して「見当違い」だと発言
- 自分たちを解体するなと語るグーグル幹部:「次のトランプ的状況の阻止」のためには「小規模な会社では資金不足」
- PragerU(プレガー・ユニバーシティ)とデイブ・ルービンのコンテンツは、「右翼」として標的にされ抑制されている、と内部関係者
- リーク文書では、「機械学習の公正さ」と検索結果を「公正かつ公平」にするためのグーグルの活動を強調
- 文書では、グーグルがどのようにニュースを公開するかを決める「編集」方針を示しているとみられる
- 内部関係者:グーグルは230条(訳注:通信品位法(Communications Decency Act))の「法律の条文」と「法律の精神」に違反している
(ニューヨーク・シティ)プロジェクト・ベリタスは、グーグルに関する新たなレポートを公開した。それにはグーグル幹部の隠し撮りビデオ、リーク文書、グーグル内部関係者の証言が含まれている。レポートは2020年の大統領選挙の結果に影響を与え、次の「トランプ的状況」を「阻止」するグーグルの計画を明らかにしているようだ。
レポートには、グーグルのベテラン社員で「責任あるイノベーション」の責任者であるジェン・ジェナイが次のように語っている場面が収められている。
「エリザベス・ウォーレンはグーグルを解体すべきだと言っている。彼女のことは好きだけど、大きな見当違いをしているし、事態は改善されず悪化するでしょう。というのも、もっと小規模な会社になれば次のトランプ的状況を防ぐのにかかる同じ資金が持てないからよ。つまり小さな会社ではそれができないから」
プロジェクト・ベリタス創設者のジェームズ・オキーフはこう話した。
「これは、シリコンバレーの秘密を勇敢にも暴露しようと申し出た3番目の技術系企業内部関係者だ。こうした新しい資料は、隠し撮りビデオでも裏付けられており、グーグルの中立性と2020年大統領選挙で彼らが果たそうと考えている役割に疑問を投げかけている」
ジェン・ジェナイはグーグルの「責任あるイノベーション」部門の責任者だ。人工知能(AI)技術の責任ある実装を監視し評価する部門。ビデオの中でジェナイは、2016年の大統領選挙の結果が2020年に繰り返されるのを「阻止する」ために、グーグルはたゆまぬ努力をしてきたと語っている。
「2016年に私たちは皆ひどい目にあったが、それは私たちだけではなかった。人々がひどい目にあい、報道機関がひどい目にあい、誰もがひどい目にあった。そこで私たちは迅速に、何が起き、どうやって再び起こることを阻止するのか、というように(やってきた)」
「私たちはアルゴリズムにも教え込んでいる。もし2016年のようなことがまた起きたら、私たちは・・・結果は違ってくるだろうか?というように」
グーグル:人工知能は「公正かつ公平」な状態を目指す
内部関係者によると、「機械学習の公正さ」は、グーグルが政治的目標を推進するために利用する数多くの道具の1つである。グーグルの情報提供者がリークした文書には、機械学習の公正さとAI製品の干渉が解決を目指す「アルゴリズムの不公平さ」について詳細に説明されている。
内部関係者は、機械学習の公正さが働いているグーグルの検索例を示した。
「私たちがA.I.原則に着手した理由は、人々がそうした制限を設けていなかったからであって、人々は何が公正で何がそうでないかと言っていなかったから。それで私たちは、まあ大きな会社だし、それを言おうということ」――グーグル・責任あるイノベーション部門責任者、ジェン・ジェナイ
グーグルの内部関係者は、人工知能と機械学習の公正さの影響を次のように説明している。
「彼らは、現実を自分たちが公正だと考えることに基づいて、また自分たちの望みに基づいて、そして自分たちの目的に含まれることに基づいて再定義しようとするつもりだ」
(以下略)