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英国がスティールの信頼性についてモラー捜査以前に警告?議会が証拠を掴む

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<引用元:ザ・ヒル 2019.5.29>ジョン・ソロモン氏による寄稿

ロシアゲートの最も深く、暗い秘密の1つがもうすぐ暴露されるかもしれない。トランプ大統領ですら驚く可能性があることだ。

英国の国家安全保障担当高官が、2017年1月のトランプ就任の1週間前に非公開のコミュニケを次期政権に送り、現在は誤りが証明されたトランプ=ロシア選挙干渉に対する防諜捜査に同国が参加していたことを伝えていたと、複数の証人が議員に告げた。

そのメモについて詳しい証人に聞き取り調査を行った議会捜査団によると、何より重大なこととして、英国国家安全保障担当補佐官(当時)のマーク・ライアル・グラント卿は、米国のマイク・フリン次期国家安全保障担当補佐官のチームに手渡したメモの中で、英国政府は元MI6スパイのクリストファー・スティールのロシア共謀の証拠の信頼性に自信が持てないと主張していたという。

言うまでもなくスティールは、政敵の調査員からFBI情報提供者に転じた人物であり、FBIとオバマ政権司法省は2016年の選挙期間の最後に、トランプ陣営に対するスパイの正当化のために彼の文書を利用した。文書のスポンサーとなったのはフュージョンGPSという、ヒラリー・クリントン陣営が雇った調査会社だった。

議会捜査団はメモに対処した2人の米国高官から聞き取りを行い、(英国が)コミュニケを送って司法省にその情報に注意するよう呼びかけたことを英国政府に確認した。1人の証人は、メモについてロバート・モラー特別検察官の聞き取りを受けたことを議員に認めた。

証人の記憶が正しいか確かめるために、米国インテリジェンス記録保管所の記録を見つけるレースは今始まっている。そしてトランプは今週末英国に向かうが、自分自身で質問するチャンスがあるかもしれない。

「ある内部告発者が最近、ロシア共謀捜査の初期に英国の協力者から受けたコミュニケの存在を暴露した」と、下院監視・改革委員会のメンバーであるマーク・メドウズ下院議員(共和、ノースカロライナ)は筆者に話した。

「その人物との話と、他の出来事から裏付けられる信頼性のあるスケジュールに基づいて、私はウィリアム・バー司法長官とマイケル・ホロウィッツ監察長官に詳細な調査を委託した。現在、FBIがクリストファー・スティールと文書に重大な信頼性の問題があったという警告を受ける、複数の機会があったことを示す確かな証拠がある」と議員は続けた。

英国政府がスティールに関して警告した可能性が発覚したのは、長期間隠されていたある文書が公開されて1カ月にもならないうちのことだ。それは、2016年に国務省高官がスティールに会い、彼の提供したある情報の正確さにについて疑問視する記録を残していたことを示していた。

それらの記録には筆者がこれまでに書いたように、その英国のスパイが、自身の情報を公開するのに選挙の日が政治的な最終期限であり、自身が報道機関にリークしていたと述べたという話が引用されていた。その2つの主張は、FBIの情報提供者としての信頼性には不利に働くものだ。また彼らは、彼が提供した明らかに間違った情報に警告を発していた。

ワシントンの英国大使館は、電話でもメールでもコメントを返すことはなかった。2017年4月に辞職したグラント氏は、現在の職場の大学でコメントを求めたが回答はなかった。元補佐官代理のパディ・マクギネスはコメントを拒否した。

フリンの弁護士、ロバート・ケルナーも、電話でもメールでもコメントの求めに応じなかった。

ところが、フリンの説明に通じたある消息筋は、トランプの元国家安全保障担当補佐官は英国のコミュニケを受け取ったことも、それがどうなったかも記憶がないと筆者に話した。つまり、トランプ大統領はおそらくそれについて報告を受けていなかったということだ。

フリンは、FBIに対する虚偽供述の容疑について司法取引に応じ、特別検察官への協力に同意した後、モラー捜査団が報告を受ける中でそのメモについて質問した時にそれについて初めて聞いたのだと消息筋は述べた。

モラー捜査団は、フリンの国家安全保障チームの元メンバーの一部からメモのことを知ったようだと消息筋は語った。

最近1人のフリンチーム元メンバーが内部告発者として接触してきて、コミュニケがロシア捜査におけるFBIとインテリジェンス・コミュニティの行いに対する継続中の再検証に関係するものだと考えたために、その存在を明かしたのだと議会調査団は言っている。

議会捜査団の話によると、内部告発者は、2017年1月12日に自らメモをフリンに届け、スティールに関する内容であることが分かっていて、その後文書が保存のためにトランプ政権移行チームの国家安全保障文書保管所に送られたことを確認したと議員に語ったのだという。

捜査団は、フリンの事務所でメモを読んだと主張する2人目の国家安全保障会議元スタッフから事情を聴いた。その人物は、メディアに話す許可がないために匿名にすることを要求した上で、英国当局が米国の初期のトランプ=ロシア共謀捜査を支援し、その後スティールの情報が信用できないと結論付けたというグラントからの説明が、その文書には含まれていると筆者に語った。

元米国高官は筆者にこう話した。「メッセージは明らかだった。つまり、英国は捜査を支援するためにあることを行ったかもしれないが、全てのことがスティールからの情報に基づいていたことを知って、現在は後悔していると言っていたのだ。彼らはトランプのチームに、スティールの情報が信用も信頼もできないものだと自分たちが考えていることを知って欲しいと思っていた」

「また彼らは、自分たちがどんなことをしたといっても、それは米国の要求で行っただけのことであり、米国への協力を妨げたくなかったことをトランプに知って欲しいと思っていた」

議会調査団は、フリンの事務所で誰が文書を見て処理したかを時系列にまとめ、英国政府は内容について議会調査団と話し合おうとはしないものの、グラントが2017年1月にフリンにメモを送ったことを英国に確認したとしている。

情報はバーとホロウィッツに引き渡されている。2人は、FBI、司法省、そして情報機関の高官がスパイ能力を悪用したかどうか、またトランプ陣営アドバイザーのカーター・ページの監視のために外国情報監視法(FISA)令状を確保する際に、連邦裁判所を欺いたかについて捜査している。

議会捜査団は、バズフィードが2017年1月10日にスティールの未検証の文書を思いがけず発表したことが引き金となってコミュニケが出されたと考えている。

(略)

スタッフと共に英国のコミュニケ入手のために戦ってきたが不成功に終わっていた、下院情報委員会のデビン・ニューネス元委員長(共和、カリフォルニア)は、それが公開されれば「FBIと司法省がロシア捜査であの文書に依存し、米国人をスパイするための根拠として利用していたことは完全に間違いであった」ことがさらに強調されることになると29日に語った。

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