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トランプがマドゥーロでなくグアイドをベネズエラ大統領として認めたのは正しい

投稿日:2019年1月29日

<引用元:FOXニュース 2019.1.27>ジョン・ハートリー氏による寄稿

反民主主義で社会主義のマドゥーロ政権に対して民衆が今蜂起している中、トランプ政権が23日に、フアン・グアイド国会議長をベネズエラの暫定的大統領として認定すると発表したのは、見事な政治的手腕だった。

カナダとほとんどの南米諸国を含む国による国際的な連立も、この動きの後に続いた。一方マドゥーロは、米国外交官を追放すると脅した(米国とその同盟から見ればもはやその権限はない)。不正選挙とかつては豊かであったベネズエラの経済を破綻させる間で、マドゥーロは最低の社会主義独裁者を体現している。2013年に社会主義革命家のウゴ・チャベスから、その死後引き継ぎ、マドゥーロは同じ激しいボリバル主義的社会主義の遺産を継続した。

チャベス=マドゥーロの社会主義実験は、ほぼあらゆる意味で経済的に失敗した。

チャベス=マドゥーロ政権が権力を握り、中央銀行を動かして紙幣を増刷させてから、ベネズエラは世界で最高のインフレ率を達成した。国際通貨基金は、そのインフレ率が約100万パーセントに達したと推定している。1923年のドイツと10年前のジンバブエで、同様に政府が相当なレベルの債務を貨幣化するために、中央銀行を使って紙幣を増刷した時に起こったハイパーインフレのレベルだ。ベネズエラの多くの事業者が、国の通貨であるボリバルをもう受け付けないのは、世界の他の通貨に対して価値がなくなっていると見なされているためだ。通貨の闇市場では現在、1米ドルが約250万ボリバルの価値と見積もられている。比較すると、2006年には1ドルが2.5ボリバルだった。

チャベス=マドゥーロ政権が、石油、農業、金融、工業、鉱業、通信、電力などの経済部門のほとんどを国営化する中で、ベネズエラの経済成長の状況も同様に恐ろしいものだ。IMFは2018年のGDPが18パーセント減少したと考えており、3年連続で2ケタのマイナス成長は、特に現代では稀に見る経済不況に等しい。

前世紀には、石油などの資源が豊富なベネズエラが、南米で最も裕福な国であり、世界の旅行者に人気の場所だった時代もあった。それも今では遠い昔の思い出のようだ。

全体で、1人当たりの実質GDPは2013年から46パーセント減少した。一方コロンビアやパナマのような、民主的な自由市場の資本主義を受け入れている隣国は、現在2パーセントから4パーセントのGDP成長率となっている。

チャベス=マドゥーロ政権は食料品に対する価格統制を導入したため、輸入者が米ドルを使用することが妨げられ、最終的には大規模な食糧不足を引き起こした。数多くのベネズエラ人が飢餓と栄養不良に苦しんでいる。子供を含めて多くの人が亡くなった。

またベネズエラでは、法の支配がほとんどないのと国家統制下の大規模な腐敗のために、犯罪が蔓延している。推定87万人のベネズエラ人難民が隣国のコロンビアに逃げ込んだ。

今に至るまで、チャベス=マドゥーロ政権の恐怖が起こる中、世界の大部分は傍観してきた。

米国主導の連合がフアン・グアイドを暫定大統領として推薦したおかげで、ベネズエラ人は今、民主主義への復帰が具体化し、自由で公正な選挙を約束した新しい指導者に対する希望を持っている。トランプ大統領は、議会の中で(上院議員のマルコ・ルビオ、リック・スコットのように)多くの支持を受けて、経済と政治の自由の復帰に対する希望を作り出すことによって、国をそのような方向に動かすのを助ける重要な役割を果たした。

ジョン・ハートリーはニューヨーク在住の経済政策専門家、研究者、著者であり、中でもフォーブスに経済関連の寄稿を定期的に行っている。)

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