記事翻訳

モラー報告書でオバマの非が浮き彫りに

投稿日:

<引用元:CNN 2019.4.19>スコット・ジェニングス()氏による寄稿

(CNN寄稿者のスコット・ジェニングスは、ジョージ・W・ブッシュ大統領の元特別補佐官であり、ミッチ・マコーネル上院議員の元選挙顧問。)

モラー報告書をめぐる党派間の対立は激しさを増すだろうが、否定できないことが1つある。バラク・オバマ前大統領に明らかな非があるようだということだ。オバマの監督下でロシアは我が国の民主主義に干渉したが、同政権はそれに対して何もしなかった。

モラー報告書には、ロシアが2014年に米国の民主主義に干渉を始めたときっぱり書かれている。その後数年をかけて、その取り組みは2016年大統領選挙での着実な干渉の試みへと発展した。オバマ政権はこれが続いていることを知りながら何もしなかった。マイケル・イシコフとデイビッド・コーンによる共著書の「Russian Roulette」によれば、2016年に、オバマ政権のスーザン・ライス国家安全保障担当大統領補佐官(当時)は、スタッフがロシアに「反撃」する計画を作成すると、彼らに「身を引き」「中止する」よう命じた。「Russian Roulette」は米国とドナルド・トランプ選出に対するプーチンの戦いの内幕についての本だ。

オバマはなぜロシアに弱腰だったのか?私の意見では、それは彼がイランとの核合意に著しく集中していたからだ。オバマはプーチンの合意を求めていた。選挙干渉に関して彼に立ち向かえば、その交渉が台無しになるとオバマは考えたのだ。結局これが大きな政策判断の失敗となった。

オバマはロシアの行動を罰するために、選挙後に制裁を加えることで立ち向かったのだとオバマ支持者は主張する。だが、ワシントン・ポストによると、オバマは「控えめな包括措置を容認し・・・経済制裁の対象範囲は非常狭く、その立案に協力した人々でさえその影響はほとんど象徴的なものだと説明するほどだった」。言い換えれば深刻な侵害に対する骨抜きの対応ということだ。

だが、オバマが失敗したと言っているのは私だけではない。アダム・シフ議員は、モラーが全く存在を確認できなかった共謀を、この過程で主張して面目を失ったわけだが、かつて「オバマ政権はもっとやっておくべきだった」と述べたワシントン・ポストの報道によると、あるオバマ政権高官は、ロシア政府の厚かましい行動を止められなかったことで「ある意味窒息状態だった」と語った。また、オバマ政権のマイケル・マクフォール駐ロシア大使は、2016年の選挙後に発表された弱い制裁について「罪に見合った処罰ではなかった」と述べた

共和党が尋ねているもっともな疑問は、「共謀」疑惑はオバマ政権の失敗を隠蔽するためにでっち上げられたものか、というものだ。ロシアが干渉したのは専らトランプという協力的な共謀相手がいたためだ、という見方を助長するのに2年が費やされてきた。モラーがその風船を破裂させた今となっては、我々は、この共謀疑惑がそもそもでっち上げられた理由を追及しなければならない。

ロシアに対するオバマの実績を考えてみると、1つの考えられる説としては、オバマ政権は自分たちがいかに間違っているかを覆い隠するための偽装が必要だったということだ。彼らはトランプのせいにした。別の政府機関に責任をそらそうとする歪んだ試みの中では、ミッチ・マコーネルのせいにもした。ジョー・バイデンはかつて、2016年の選挙中にロシアを非難する書簡への署名をマコーネルが拒んだと主張した。だがマコーネルの事務所は、州の選挙人が地方選挙を守ることに連邦政府が協力するよう求める書簡への署名をホワイトハウスが同氏に求め――マコーネルは署名したと反論している。それはここで確認できる

ロシアがクリミアに侵攻し、シリアを台無しにし、民主主義に不正干渉するのを私が防げなかったとしたら、私も他の誰かのせいにしようと試みるだろうと思う。

だがモラー報告書は、ロシア干渉での失敗がオバマ単独のものだということを明確に示している。こうしたことが全て起きた時、オバマが最高司令官だった。2010年に、オバマとエリック・ホルダー司法長官は、ジュリアン・アサンジの起訴を拒否した。アサンジはその後、2016年にロシアが民主党全国委員会のメールをハッキングするのに協力することになった。オバマは、少なくとも2年間続いていたロシアによる選挙干渉に抵抗することをめぐって、イランと向かい合って、プーチンとの関係を優先させることを選んだと言える。

ロシアの選挙干渉を民主主義にとっての危機と見なすなら、モラー報告書を読み、それを周知の証拠に加えると、バラク・オバマが壮大に米国を裏切ったという結論にしか到達することはできない。この件に対する今後の捜査では、オバマ政権がどのように、またなぜ失敗したのか、そしてそうした失敗を隠蔽するために共謀疑惑をでっち上げたか否かを調べるべきだ。

-記事翻訳
-, , ,

関連記事

米上院、第2の特別カウンセルを求める声高まる

特別カウンセル※、ロバート・モラー氏の「ロシア疑惑」捜査は、ついにトランプ・オーガニゼーションにまで及ぶことになった。一方、米上院からはFBIと司法省の捜査における職権乱用疑惑について第2の特別カウン …

「今考えると少し違った行動を取っていただろう」:ドナルド・トランプ・ジュニアがショーン・ハニティに語る

<引用元:FOXニュース 2017.7.11> ドナルド・トランプ・ジュニアは、火曜夜のFOXニュース「ハニティ」の独占インタビューで、彼が父親の選挙運動中の2016年6月にロシアの弁護士と会談したと …

トランプ粉砕のためのオバマの秘密工作=ディック・モリス

<引用元:ディック・モリス(FaceBookページ)2017.7.28> ディック・モリスについて:アメリカの政治評論家。かつてビル・クリントンの選挙コンサルタントを務めた。2011年以降は共和党支持 …

FBIは3年前から マリア・ブティナ がロシアのスパイだと認識

トランプ大統領とプーチン大統領のヘルシンキでの会談から数時間後、米国でロシア人のマリア・ブティナ容疑者がスパイ容疑で逮捕されたことが伝えられたが、あるジャーナリストが奇妙な事実を証言した。FBIは20 …

オバマ経済?いやトランプ経済だ

<引用元:ウォールストリート・ジャーナル 2018.6.7>スティーブン・ムーア、アーサー・ラッファー共著「It’s Trump’s Economy Now」 リベラル派は、トランプ大統領の経済対策に …

アーカイブ

@JpWelovetrump