<引用元:FOXニュース 2018.10.14>ジェリー・ファルエル・ジュニア氏による論説
(前略)
8月にトランプ大統領はトルコに対して経済制裁を課した。
トランプ政権はそこで止まらなかった。ブランソン(牧師)が解放されない限りさらに制裁を課すと脅し続けた。トルコの裁判所がついにブランソンを釈放した時も、それは政府の検察官の要求に逆らうものだった。彼らは牧師を10年間拘束しようとしていたのだ。
トランプ大統領は、NATO加盟国であるトルコと良好な関係を維持するために、ブランソンを犠牲にすることも容易にできただろう。同国の戦略的な位置は、中東でのロシアの野心を封じ込めるための要となっている。
これまでのアメリカ大統領であったら、グローバリストの議題を追い求めていたので、地政学的な実情からしてすぐにトルコに屈していただろう。私はこの大統領の気持ちが分かっている。つまり大統領は、そのようなご都合主義のことは決してやらないと分かっている。代わりに彼は正しいことをした。
それはトランプ大統領が強く不屈の指導者であるだけではないからだ。大統領は善良で道徳的な人でもある。
我々は大統領からこのことを何度も見て来た。北朝鮮と外交上の突破口を開こうとする時、トランプ大統領は核軍縮と外交関係の正常化を求めただけではなかった。アメリカ人拘束者の帰還と、朝鮮戦争戦死者の遺骨の返還を要求した。
トランプ大統領は就任前日に、自分のポケットマネーから1万ドルをつらい目にあったFedEx社員のシェーン・ブーべという支持者に与えた。昨年大統領はハリケーン・ハービーの救済活動に役立てるため、私財から100万ドルを寄付した。トランプ大統領は就任以来ずっと、四半期ごとの給与を資金を必要としている政府の機関などに寄付してきた。
ブランソンの釈放でもトランプ大統領は、同じように道徳的な不屈の精神を示した。
(略)
主流メディアは依然として、事あるごとにトランプ大統領のことを尊大で思いやりがないと描写しているが、大統領の前向きな、心からの行動は彼らの否定的な、無情な言葉よりも雄弁だ。
福音派のクリスチャンはどうしてトランプ大統領のような人物を支持できるのか、と私はよく質問される。答えは簡単だ。私はずっと以前に、人―特に政治家―を言葉ではなく行動で判断することを学んだ。
たくさんの大統領が口先だけで神に賛同したが、キリストの立場になって考え、政治的に容易な判断ではなく道徳的に正しい判断を行う傾向を一貫して示した人は、たとえいたとしてもほとんどいなかった。
私はトランプ大統領を自分の友人と呼べることを誇りに思う。彼が国内外で、国と同胞のためにやっていることを誇りに思う。
大統領閣下、あなたに神の恵みがありますように。
ジェリー・ファルエル・ジュニア氏はリバティー大学学長。