<引用元:FOXニュース・インサイダー 2018/3/28>
ロザンヌ・バーさんは、1990年代に放送されていた連続ホームコメディが復活した初日の3月28日夜に高い視聴率を記録した後、トランプ大統領からお祝いの電話を受けた。
バーさんは29日の「Good Morning America」(ABC)で、トランプ氏がテレビの視聴率に注目する傾向があることについて冗談を交えつつ、「私のことを喜んでくれています」と述べた。
「彼とは長年の付き合いですが、ずっと私に素敵なことをたくさんしてくれました。それで、仕事とテレビと視聴率について楽しく会話しただけです」
番組ではロザンヌ・コナーという、臆面もなくトランプを支持する人物を演じ、ローリー・メトカーフが演じる反トランプ派の姉のジャッキーと対立する。シーズンの最初のエピソードで、2人は2016年の選挙以来話をしていないことになっていた。
トランプ氏の政策に対する熱心な支持者であるバーさんは、政治的な相違から「引き裂かれた」家族と、「(労働者層の家庭が)どのようにして、なぜトランプ氏を選んだのか」についての話をしたいのだと、ニューヨーク・タイムズに語った。
彼女は次のように述べた。「こういう人たちやそれに似た人たちを正確に描写しています。子供たちを戦争に送る人たちが何を考え、どう感じているかということについて、です。長い間戦争をしてきましたが、みんなそのことを忘れているようです。けれども労働者層の人たちは、自分たちの子供がそこに行っているのですから、忘れることはありません」
「The Next Revolution」の司会者、スティーブ・ヒルトン氏は、「ロザンヌ」復活が大成功を収めたのは、「米国の労働者層が文化的エリートに対して非常に強い憤り(massive F you)を抱いている」と解釈できると述べた。
ABCで28日夜に初めて放送された2つのエピソードは、1,820万人の視聴者を集め、2014年9月以来最高の視聴率を得たホームコメディのエピソードとなった。