<引用元:デイリーコーラー 2018.1.30>
トランプ大統領は1月30日の一般教書演説で、北朝鮮からの亡命者の話を紹介したが、それがハイライトだったと言っても良いだろう。
トランプは次のように述べた。
「この政権の不穏な性質を証言する人物に、もう一人参加してもらっています。
彼の名前はチ・ソンホ氏です。1996年、ソンホ氏は北朝鮮で飢餓に瀕する少年でした。ある日のこと、彼はわずかな残飯と交換するために列車から石炭を盗もうとしました。手に入れるのが非常に困難だったからです。彼は空腹で疲れ果て、いつの間にか線路で気を失ってしまいました。手足を列車にひかれて目を覚ましました。それから何度かの切断手術を、苦痛を和らげるようなもののない中で耐え抜いたのでした。兄弟姉妹は彼を回復させるために、なけなしの食料を提供し、自分たちはゴミのようなものを食べて成長が永久に阻害されてしまいました。
その後、彼は中国にしばらく行って帰ってきた後、北朝鮮当局の拷問を受けました。拷問官が知りたかったのは、彼がクリスチャンと会ったかどうかということでした。彼は会っていました。そしてその後、自由の身になることを決心しました。ソンホ氏は、何千マイルも松葉杖をつきながら、自由へ向かって中国と東南アジア中を旅しました。
彼の家族もほとんどが一緒について行きました。父親は逃げようとするところを捕えられ、死ぬまで拷問を受けました。今彼はソウルに住んで他の脱北者を助け、また北朝鮮に向けて政権が最も恐れるもの、つまり真実を放送しています。今彼には義足がありますが、ソンホ、あなたがその古い松葉杖を今も持っているのは自分が来た遠い道のりを忘れないためですね。分かりますよ。あなたの大きな犠牲は私たち全員にとって刺激になります」