2014年4月14日の夜、ボコ・ハラムのテロリストがナイジェリアのチボクの公立女子中学校を襲撃した。彼らは警備員に偽装して侵入し、少女たちを学校から連れ去った。複数の報道によると、テロリストは200名から300名の女子生徒を誘拐した。悲惨にも、ボコ・ハラムは多くの少女たちをアフリカ全土の人身売買組織に売り渡したということで大方の見方が一致している。
しかし、約50名の少女たちが脱出し、その中のジョイ・ビシャラとリィダ・ポグが先週の火曜日にホワイトハウスのドナルド・J・トランプ大統領と娘のイヴァンカ・トランプを訪問した。2人はオレゴン州のキャニオンビル・クリスチャン・アカデミーを最近卒業しており、ダグ・ウィード校長と一緒に訪れた。
大統領とイヴァンカは少女たちの訪問に深く感銘を受けた。
人身売買との戦いはトランプ政権の最優先事項の1つである。
米国国務省は今週、外国政府に人身売買について取り組ませるための政府の主要な外交ツールである、年次人身売買報告書を発表していた。それは政府の反人身売買の取り組みの世界で最も総合的なリソースでもあり、この重要な人権と法執行上の問題についての地球規模のリーダーシップに、米国政府がコミットしていることを反映したものだ。
今年の報告書では、世界中で驚くべきことに2000万人もの人身売買の被害者がいると推定されている。
「今年の報告書に注意を傾けながら、人身売買の想像を絶する恐怖から救い出された人々のことを忘れないようにしましょう。今も搾取を受けている人々を探し出すことに再度全力を傾け、人身売買の闇に光を当て続けている英雄を称賛しましょう」とイヴァンカ・トランプは国務省での最近の所見の中で述べた。
その報告書を受けて2名のチボクの女子生徒がホワイトハウスを訪問したことで、人身売買の惨劇から助かった人々は英雄であり、その勇気に私たち全員が奮起させられることを喚起させられた。
その訪問の際に、ジョイとリィダは大統領に、自分たちの経験についての手紙を読んだ。その手紙からの抜粋は以下の通りだ。
「大統領、私たちはあなたがアメリカを安全で強く保つことを強く求めます。
私たちは、あなたを妨げようとする人がいることを知っています。
くじけないでください。あなたがアメリカを安全で強く保つことはもっともなことです。
アメリカのためだけではありません。世界のためにも。
アメリカが安全で強くなければ、私たちのような人々は危険があるときにどこに希望を見つけることができるでしょうか?
最後に、あなたがアメリカを繁栄させ続けることを強く求めます。」