ドナルド・トランプ大統領は、独立記念日の演説の中でアメリカの退役軍人の栄誉を称えた。ジョン・F・ケネディ・センターで開かれた「自由の記念大会」のためにワシントンDC地域の数百名の退役軍人がそこに参加していた。
「アメリカは英雄に恵まれた国です」とトランプはそのイベントで述べた。そこにはウォルターリード陸軍病院の患者である負傷した軍人も参加していた。
演説中に大統領は、第二次世界大戦の退役軍人であるハリー・ミラーとルイス・アビラの生涯に渡る貢献に対して直接敬意を表した。ミラーは年齢が満たないのに15歳で予備軍に志願して入隊していた。彼はヨーロッパとバルジの戦いで戦った。アビラはイラクとアフガニスタンで戦い、5回目の配置で諜報偵察活動中に片足を失う負傷を負った。
「私たちが流すのは皆同じ赤い血です」とトランプは述べ、熱狂した聴衆にアメリカは「再び勝利する」と約束した。
合唱団は「リパブリック讃歌」と他の讃美歌を歌い、トランプの選挙スローガンである「アメリカを再び偉大に」という歌詞の歌を初披露した。
「241年前の独立宣言の署名以来、アメリカは常に自由が私たちの創造主に由来するものだということを認めてきました。私たちの権利は神によって与えられたものであり、いかなる地上の勢力もそれらの権利を取り去ることは決してできません。ですから私の政権は、権力をワシントンから移して国民のものとして返そうとしています」とトランプは語った。
「私たちの宗教の自由は権利章典の修正第一項に正式に記されています。アメリカの建国者たちは、独立宣言の中で私たちの創造主を4回引き合いに出しています。ベンジャミン・フランクリンは憲法制定会議で同僚たちにこうべを垂れて祈ってから始めるよう促しました。私たちの通貨には『我々は神を信じる』と刻まれています」とトランプは述べた。
そのイベントは福音派の巨大教会、ファースト・バプテスト・ダラスのスポンサーで行われた。熱心なトランプ支持者であるファースト・バプテストのロバート・ジェフレス牧師は、「私たちはこの時代の偉大な愛国者の一人であり、軍人の犠牲と貢献を大切にする大統領である、ドナルド・トランプ大統領をお迎えします」と声明の中で述べた。
福音派の有権者の圧倒的な支持は2016年のトランプの勝利の推進に貢献した。「フェイク・メディアは私たちをホワイトハウスに行かせまいとしましたが、私が大統領であって彼らはそうではありません」と彼は述べた。