<引用元:ワシントン・エグザミナー 2021.2.20>
ドナルド・トランプ前大統領は、保守政治活動会議(CPAC)の基調講演でバイデン大統領の「悲惨な恩赦と国境政策」を非難する予定であると消息筋が本紙に語った。退任以来で初の公の場での演説となる。
トランプはフロリダ州オーランドで開催される会議の最終日である2月28日の午後に話す予定だ。
「第45代大統領がバイデン大統領の悲惨な恩赦と国境政策に挑戦するのを期待して欲しい」とトランプの計画に詳しい消息筋は本紙に語った。
前大統領は「共和党と保守運動の未来についても語る」だろう、と消息筋は述べた。
バイデンは今週、米国に不法に滞在する何百万人もの人々に対して8年で市民権を与えることを含む全面的な移民改革法案の詳細を説明した。
会議は通常ワシントンD.C.地域で開かれるが、2021年はコロナウイルス制限を回避するためにフロリダ州に変更された。トランプは大統領の任期中に年に1度のイベントで何度か講演していた。
大統領退任後、共和党の幹部議員や職員はフロリダ州パームビーチのトランプの私有地を訪れるようになっており、そこが前大統領の好意を得たり維持したりすることを望む人々の活動の中心地となっている。
トランプは退任後最初の数週間を自身のクラブで過ごしており、ゴルフをプレイしたり友人と会っているのを目撃されていた。
最近になってトランプは一部の共和党との会談を断ったり、歓迎したりしており、今週はスティーブ・スカリス共和党少数党院内幹事と話し合った。報道によると元協力者で国連大使だったニッキー・ヘイリーとの会談を拒否したという。
加速する次期2022年選挙活動の兆しとして、ユタ州のマイク・リー上院議員は20日、フロリダ州のマット・ゲイツとコロラド州のローレン・ロバートとともに、マーアラゴで資金調達のイベントを開催する予定だ。