エリート主義のビルダーバーグ会議に近い消息筋がインフォウォーズに伝えた話では、グローバリストは自分たちの計画が大きなトラブルに直面しており、ドナルド・トランプは国際秩序に重大なリスクをもたらしているので、自分たちに従わなければ辞任させなければならないと考えているということだ。
インフォウォーズは数年に渡りこの会議に近い情報源を開拓しており、ビルダーバーグが公式に発表するあいまいな議題リストだけでなく、その会談に隠された本当の計画について前もって情報を得ている。
Breixtとトランプ(大統領就任)が実現して最初の年であること踏まえ、その両方を潰すことが、今週参加したグローバリストの中の話し合いの中で主要な焦点となっている。
トランプ政権から3名(H・R・マクマスター、ウィルバー・ロス、クリス・リデル)がバージニア州シャンティリーでの今年の会議に招待された理由は、ビルダーバーグがトランプに彼のアメリカ第一主義政策を撤回するよう圧力をかけるチャンスがあると考えているからだ。
アメリカがパリ協定(気候変動)から離脱しようとする中で、あるビルダーバーグメンバーによると、トランプは現在の世界秩序を踏み外すことに危険なまでに取り憑かれており、トランプが先週のG7サミットで世界の首脳をたしなめて以来懸念が強まってきたということだ。
グローバリストはトランプの「とっぴな」政権運営に困惑しており、新世界秩序を築くために自分たちが何十年も投入してきた取り組みを台無しにしてしまうのではないかとパニックに陥っている。
しかしながら、ビルダーバーグメンバーは今でもトランプを正気に返らせて、ビルダーバーグメンバーのこれまで数年取ってきた態度を要約するような傲慢さを示す「世界が本当にどのように動いているか」という一文を教えられると考えている。
トランプがビルダーバーグの指示に従うというのは非常にあり得ない状況だということを考えると、エリートに残された唯一の頼みはトランプを失脚させることになるだろう。
別のビルダーバーグのメンバーは、トランプを弾劾することができると確信しているが、それは2018年に民主党が議会で多数派の位置を奪還できたらの話だ。その場合彼の地位ははもう「長くない」ということなのだ。
Brexitについてグローバリストは、まだイギリスのEU離脱は防げると考えている。エリートたちはできるだけ進行を妨害して5年以上かかるように長引かせ、それまでに議会の投票で国民投票の結果を覆そうと計画している。
インフォウォーズは、ビルダーバーグ会議についてシャンティリーの現場レポートを1週間に渡って行う予定だ。