<引用元:ブライトバート・ニュース 2019.12.19>
ニュージャージー州民主党のジェフ・バン・ドリュー下院議員は19日、政党を移ることを正式に発表し、ドナルド・トランプ大統領を支持することを約束した。
「私にとってはこのほうが適していると確信している」とバン・ドリューは19日ホワイトハウスで報道陣に語った。「私はこういう人間だ。私はいつもそうだったのだが、穏健派の民主党、ブルー・ドッグ派、民主党保守派にはもっと寛容さがあったのだが、それが消えつつあると思う」
バン・ドリューは自身の決断について話し合うために、ホワイトハウスでケビン・マッカーシー下院少数党院内総務(共和、カリフォルニア)とマイク・ペンス副大統領とともにトランプと面談した。
トランプは彼の決断を「重大事件」と呼び、連邦議員が党を移って共和党員になるのは約10年ぶりのことだと指摘した。
「本当に重大事件だ」とマッカーシーは同意し、「というのも多数派から少数派に移ろうとしているからだ。通常そのようなことはない」と述べた。
「そうだ。だが彼は長くは少数派にとどまらないと分かっているのだからとても利口だ」とトランプは答え、「2020年は非常にうまくいくという感触がある」と語った。
バン・ドリューは自分にとっての英雄的政治家はずっとロナルド・レーガン元大統領だったと述べた。
「レーガンは『私が(民主)党を離れたのではなく、党が私を離れたのだ』と語った。私も同じことをいう」とバン・ドリューは語った。(訳注:レーガンも1962年に民主党から共和党に移った)
元民主党議員は次の選挙でトランプを支持すると約束した。
「あなたに対する支持はずっと不滅だ」とバン・ドリューは語った。
「ところで同様に、私は彼を推薦する」とトランプは答えてバン・ドリューと握手を交わした。
マイク・ペンス副大統領はバン・ドリューが弾劾論争で強固に意見を表明したことを称賛した。
「あなたがここ数日に根拠と常識を表明して結論に至ったことに対して、我々が本当に感謝していることを伝えたい」とペンスは語った。「あなたは個人的にも政治家としても勇気を示したし、今日選挙区民は我々同様にきっと感謝するに違いないだろう」
バン・ドリューはコリン・ピーターソン下院議員(民主、ミネソタ)と並んで、18日の下院議会決議でトランプに対する2つの弾劾条項に反対票を投じた。ジャレッド・ゴールデン下院議員(民主、メイン)もピーターソンとバン・ドリューと共に、2つ目の弾劾条項に反代票を入れた。
マッカーシーもバン・ドリューに感謝し、共和党に歓迎した。
「もしあなたと同じように感じる者がいたら、この新しい社会主義的な民主党の派閥に取り残されていると感じている者が他にいたら、我々のところに来て欲しい」とマッカーシは語った。
バン・ドリューは、会議で州の民主党担当者から、弾劾に反対票を入れてはいけない、さもなければ政治家として終わりだと告げられて決心が固まったと説明した。
「そうした打撃を受けて少し考えさせられたところがあった」と彼は話した。
またバン・ドリューは、制限なく米国の国旗を掲げることを支持し、「我らは神を信ずる」という言葉を支持したことでニュージャージーの民主党進歩主義者から非難を受けたと述べた。
「ところでそれはとても共和党的なことだ」とトランプは答えた。
バン・ドリューは自身が資本主義者であり米国例外主義者だと述べた。民主党が批判を強めていたものだ。また民主党の過激分子が提案している「グリーン・ニューディール」も批判した。
「私はあなたが経済に関して行っていることによって、経済が向上し強化されていると確信している」と彼はトランプに語った。