ウォーターゲート特別委員会の元少数党副顧問のマイケル・マディガンは、ウォーターゲート事件とFBIのコミー長官解任を比較することを「およそばかばかしいことだ」と評した。
先週のトランプがコミーを解任するという決定以来、多くの政治家と左翼コメンテーターがそれをリチャード・ニクソンの辞任につながった1972年のウォーターゲート事件と比較している。
今週初めにコミーの元関係者が、トランプが彼にマイク・フリン前国家安全保障補佐官の捜査を行わないように求めたとするメモをリークした。
しかしながら、現在民主党のイリノイ州議会下院議長を務めるマイケル・マディガンはその主張をはねつけ、数多くの民主党員が以前コミーの解任を求めていた事実を指摘した。彼は次のように発言している。
ハワード・ベーカー上院議員とフレッド・トンプソン上院議員の少数党副法律顧問を務めましたが、政治家と専門家の一団からウォーターゲートとトランプ大統領によるコミーFBI長官の解任の比較の話を聞くのはおよそばかばかしいことです。数多くの民主党員自身ががコミーの解任を「要求していた」ことはさておき、コミー自身もFBI長官は「理由もなく」解任され得ると述べており、その比較はあからさまな党派的ナンセンスであるだけでなく、彼らは1974年の夏にニクソン大統領の辞任に結びついた歴史的な過程を貶めています。
ウォーターゲートでは明らかな犯罪があり、そのために関係者は起訴されて陪審による裁判を受け、また明らかな犯罪行為に対する有罪判決を受けました。そのような的外れな比較をして、この政治的な目的に駆られた騒ぎは、FBIは元職員の追求ではなく機密情報の有害なリークを食い止めることを優先すべきだという我々の大統領の提案が同じくらい不十分であり、率直に言ってアービン上院議員とベーカー上院議員の公平な手引きの下で危機的な時期にこの国に仕えた民主党と共和党の両者に対する侮辱であると論じるところまで来ています。