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米国防総省は中国を「非常に注意深く」見ており、「第1の優先事項」とエスパー国防長官

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<引用元:FOXニュース 2019.8.21-22

中国は国防総省の「第1の優先事項」であり、米国は自国を守るために中国政府を「非常に注意深く」見ている、とマーク・エスパー国防長官は21日の独占インタビューでFOXニュースに語った。

エスパーは7月の国防長官就任以来初のインタビューで、中国は「人類史上最大の知的財産の窃取」に従事しており、「米国を(インド太平洋の)戦域から排除」するために軍備の拡大も行っている、とFOXニュースの安全保障担当特派員のジェニファー・グリフィンに述べた。

「中国はこの省にとって第1の優先事項だ。同国が長期的な戦略的競争相手であり、政治的、経済的、また軍事的にも、いうなればインド太平洋戦域全体で、極大化キャンペーンを追及している国であると考える理由は、国防戦略にまとめられている。彼らは米国を戦域から排除するために、明らかに軍事力とさまざまな能力を専門化し拡大している」と長官はグリフィンに話した。

「彼らは我々を研究した。そして我々が兵器をどう用いるかについて学んだし、我々のドクトリンについても学んだ。そういうわけで、我々が非常に注意深く見る対象となっている」とエスパーは続けた。

(略)

エスパーは中国の知的財産の窃取を「大きな、大きな問題」だと述べた。

「防衛技術でも非防衛技術でも、技術の追及は他のもの――民間の商品であっても他のあらゆる種類の知的財産に対抗するための、国主導の組織的な取り組みだ。だから本当に強制力が必要となる。そしてこれは・・・中国とその想定されるべき範囲外の貿易活動に対抗していることについて、私が大統領を称賛している点だ」とエスパーは説明した。

知的財産を守ることに加えて、エスパーは米国が保有する核を現代化する必要があると述べた。

「我々の戦略的部隊は核戦争に対する重要な抑止力だ。強く、信頼性があり、有能な抑止力は実に、そもそも核戦争が起こることを防止するものだ」と彼は指摘した。

エスパーは、ロシアが「明らかに・・・米国に対処しようと・・・戦略核兵器を拡大しようとしている」と述べた。

「新戦略兵器削減条約が話題に上っており、――だからこそいうのだが、新STARTの延長があるとすれば、・・・ロシアが追及しているこうした新兵器の全てを必ず含めるようにする必要がある」と彼は強調した。

ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、米国が短中距離の地上発射核ミサイルの製造に着手したという知らせを受ければ、同国はそうした兵器を開発するだろうと警告した。

「現時点で、ロシアは核弾頭を装備可能な中距離巡航ミサイルを(欧州に)向けている。――それはよろしくないことだ」とエスパーは述べた。

ロシアのハッキングの話題になると、エスパーは米国で「ロシアの有害なサイバー活動が継続する」だろうと述べた。

「北朝鮮のサイバー活動と中国のサイバー活動が今後もあるだろう。だがいっておくが、われわれはサイバー軍で優れた能力を確立した。またそれが、我々の能力の範囲と昨年あたりにトランプ大統領が許可してくれた権限の範囲で、2018年の選挙でほとんど問題がなかった理由の1つだと思う」

「確実に我々――我々の選挙――が守られ、民主主義の完全性が申し分ない状態であるようにするために、能力の全てと権限の全てを注ぎ続けるつもりだ」とエスパーは述べた。

また国防長官はトランプ大統領が提案した宇宙軍と、それが必要な理由についても語った。――彼はロシアや中国のような国が、「中国の方がその度合いは強いだろうが」、宇宙を「戦闘の領域」に変えつつあると指摘した。

「10年前宇宙は天の場所だった。――我々はそこから地上を見下ろしてアイオワの天気がどうなるか把握した。また敵を調査することができた」と彼は説明した。

しかしそれから、中国とロシアは宇宙で米国のシステムを凌ごうと努めてきており、米軍だけでなく経済や貿易に脅威を与えたとエスパーは述べた。

「我々は首尾一貫した・・・やり方で宇宙での能力を強化する宇宙部隊を作り上げ、宇宙の戦闘に責任を持つ宇宙軍を持ちたいと考えている」と彼は話した。

(以下略)

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