<引用元:JustTheNews 2023.6.24>
ドナルド・トランプ前大統領は24日のフェイスアンドフリーダム・フォーラムでの演説で、人々のために起訴されたことを光栄だと述べた。
「極左民主党、マルクス主義者、共産主義者、そしてファシストが私を起訴する度に、私はそれを偉大な勇気の印と見なしてます。私はみなさんのために起訴されています。『みなさん』とは、国を愛する2億人以上の人々のことだと私は思います」とトランプは述べた。
また前大統領は、元共和党大統領候補者でアーカンソー州知事のマイク・ハッカビーが、イベントスポンサーであるフェイスアンドフリーダム・コーリションの特別功労賞を受賞したことを称賛した。
毎年行われる同団体の今年のイベントのタイトルは、「多数派政策会議への道」であり、キリスト教保守活動家の米国最大の政治集会としている。
トランプは、ワシントンDCのワシントンヒルトンで、熱心な支持層に直接熱弁を振るった。
「我々の敵は、信仰と自由に、科学と宗教に、伝統と民主主義に、また全能の神ご自身に対して戦争をしかけているのだと思います」とトランプが語ると拍手が起こった。「急進主義者は我々の憲法に火を放ち、言論の自由を廃止し、宗教的信条に攻撃をしかけています」
終盤では「何と素晴らしい土曜日の夜でしょう。我々は宗教のためにここに集まっています。これは私の選挙運動ではありません。我々の運動です」とも述べた。
聴衆は「トランプが必要だ」と声をそろえて叫び、それに答えた。
トランプは信仰に根差した聴衆に対して、再選勝利のための支持のアピールに長い時間を割いたが、約1時間の演説の多くを馴染み深い問題と抗議に割いた。それには、民主党などが自身の最初の選挙運動が始まってから、自分をやっつけようと躍起になっているという話も含まれた。
「これは、これまでで最大の魔女狩りの続きであり、ダーラム報告書で完全に暴露されたことです」とトランプは述べた。数日前、元司法省特別検察官のジョン・ダーラムは、トランプ・ロシア共謀疑惑でっちあげの起源に対する4年間の捜査で、FBIが根拠となる証拠なしに捜査を開始したことが分ったと議会で証言した。
「彼らはでっち上げと魔女狩りで大統領の座から降ろそうとし、今も企てています。そうはさせません。現在ジョー・バイデン(大統領)は、我々の選挙を妨害するために法執行機関を武器化しました。私がこれまでに見た中で最大の権力乱用です」とトランプは述べた。