<引用元:デイリー・コーラー 2022.8.26>
ニール・ゴーサッチ連邦最高裁判事の元助手は、8月8日のマーアラゴ家宅捜索の元になった、大きく編集された宣誓供述書を連邦治安判事が公開した後、26日のFOXニュース出演中に司法省を厳しく非難した。
「この宣誓供述書は、大きく編集されている物ですが、トランプ前大統領宅への家宅捜索が前代未聞で、不必要で、違法だったことのさらなる証拠となっています」と、ゴーサッチの控訴裁判所判事時代の元助手でアーティクル3プロジェクトのマイク・デイビスは述べた。「また、私が8月8日以来言ってきたことですが、大統領は理由が何であれ自身の望むもの全てを機密解除する憲法上の絶対的権限を持っており、そうするために米国国立公文書館のどの官僚からも許可を得る必要はありません。それは1988年の海軍省対イーガンの最高裁裁判で立証済みです。ですからこの令状にあったスパイ容疑は無くなるのです」
「2つ目のポイントとして、大統領は記録が自身に属する個人的記録であるか、それとも国立公文書館の官僚に行き、ほぼ確実に大統領に送り返されて前大統領の図書館に配置される大統領記録であるかを決定する唯一の法廷権利を持っており、それはオバマ政権判事による2012年の判決で立証されています」とデイビスは続けた。
FBI捜査員はドナルド・トランプ前大統領が所有するフロリダの私有地、マーアラゴを家宅捜索した。報道によるとトランプが2021年1月に退任した際ホワイトハウスから持ち去られたとされる、機密文書にまつわる容疑に対する捜査の一環として捜索令状から執行したものだ。共和党は家宅捜索をバイデン政権による「権力の乱用」だと非難し、司法省に対する捜査を明言した。
「何週間も検討の時間があったのであれば、なぜメリック・ガーランド司法長官は司法省法律顧問局やOLCから意見を聞かなかったのでしょうか?」とデイビスは問いかけた。
「これは政治的な強制捜索でした」とデイビスは述べた。
司法省は本紙からのコメント要求に即座に回答しなかった。