<引用元:ニューヨーク・ポスト 2022.4.26>
ドナルド・トランプ前大統領はトランスジェンダーの運動選手を「ばかげたこと」だとし、男性として生まれた選手が女性のスポーツに参加するのを禁止することに賛成だとテレビ番組司会者のピアーズ・モーガンに述べた。
トランプは、物議をかもしているトランスジェンダーの水泳選手リア・トーマスに関する質問に答え、禁止を提言したイギリスのボリス・ジョンソン首相を支持すると述べた。
「私は賛成だ、賛成する」と前大統領は、禁止に賛成するかどうかについて答えた。
「私は他の誰よりもずっと前から賛成だった。ばかげたことだと思う。また民主党はそうしようとしていないので彼らにとってはマイナスだ」
するとモーガンは質問した。「現在多くの政治家に対して提示されている大きな疑問の1つは、女性とは何かということでしょうか?」
「その質問には答えるつもりはない。だが女性は、一定のタイムで泳いで、男性として優れた水泳選手でもなかった人に38秒差で敗れる人のことではない」
インタビューの初めに、トランプは重量挙げの競技を例として挙げた。
「人々はそれを見てもう我慢しないだろう。11年か12年間の記録を持つ重量挙げ選手がいるが、女性が持ち上げる両側に0.5オンス追加している。ある男が現れて信じられないような数字で記録を破っている」とトランプは話した。
ペンシルベニア大学のトランスジェンダー水泳選手トーマス(23歳)は、その問題について論争の的になっている。
3月に彼女は500メートル自由形でNCAAのタイトルを獲得した―その結果、フロリダ州のロン・デサンティス知事と同じトランスジェンダーであるケイトリン・ジェンナーは、トーマスにはタイトル獲得の資格がないという点で意見が一致した。
かつての最高司令官とのモーガンのインタビューは、「ピアーズ・モーガン・アンセンサード」という新番組の中で放送された。