<引用元:FOXニュース 2022.4.19>
トランプの草の根資金調達のアピールが今も有効であることを示す最新の数字
ホワイトハウスを追いやられて15カ月、共和党の大規模資金調達者としてのドナルド・トランプ前大統領の評判は全く不動だ。
前大統領の3つの政治委員会は、1-3月の資金調達第1四半期で実に1900万ドル以上をかき集めた。3つの団体―トランプのセーブアメリカPAC、セーブアメリカJFC(合同資金調達委員会)、MAGA PAC―は、3月末までで現金1億2400万ドルという莫大な資金を報告している。
FOXニュースが19日に最初に伝えられた最新の資金額は、今もトランプが共和党で最も人気と影響力を持つ政治家であることを示しており、トランプは2022年の共和党予備選挙でもキングメーカーとしての役割を演じ、2024年の大統領選挙再出馬を何度もほのめかしている。
「ドナルド・J・トランプ前大統領の政治団体は、戦いが繰り広げられる全国の選挙区にトランプのアメリカファーストのメッセージを伝える立場にあります」と、前大統領とセーブアメリカPACの広報部長を務めるテイラー・ブドウィッチは声明でFOXニュースに述べた。
トランプの優れた草の根資金調達能力を示すもう1つの例として、彼の委員会の第1四半期での平均献金額は28.04ドルだった。またトランプのチームは過去3カ月で合計67万9,445件の寄付があったと報告しており、その寄付の98.4パーセントは200ドル以下だった。トランプの資金調達力―特に草の根のアピール―は、1つには現在のバイデン大統領に2020年の選挙で敗れたことを繰り返し掘り返し続けることで支えられてきた。
トランプは昨年下半期に5100万ドルを集め、今年の初めには約1億2200万ドルの現金を手にしていた。前大統領の手持ちの現金が過去3カ月に1900万ドルをかき集めながら210万ドルしか増加していないということは、トランプの委員会が集めた資金を使い始めていることを示している。
(以下略)