<引用元:FOXニュース 2021.3.29>
トランプ前大統領がホワイトハウスを去ってから2カ月となるが、前大統領に対する非常に二極化した意見は収まることがない。
ピュー研究所の全米調査で質問を受けた民主党または民主党寄りの無党派の約10人に9人は、トランプは非常に悪い(72パーセント)、または悪い(17パーセント)大統領だったと答えた。
だが共和党と共和党寄りの無党派の中では話が別であり、37パーセントはトランプが偉大な大統領だったと答え、36パーセントは良い大統領と評価している。
ピューは「トランプ大統領に対する評価には相当な党派的かい離がある」と指摘している。
サンプル全体を見ると、米国人の大多数はトランプが非常に悪い(44パーセント)、または悪い(12パーセント)大統領だとしている―17パーセントは偉大と評価し、18パーセントは良かったと答えた。12パーセントはトランプを平均的な大統領と呼んだ。
別の質問で、38パーセントはトランプが大統領就任中に国の直面する大きな問題の解決に向けて進展を果たしたとし、15パーセントは国の問題を解決しようとしたができなかったと答えた。10人に1人はトランプが主要な問題に対処しなかったと答え、37パーセントはトランプが事態を悪化させたと答えた。
この質問でも大きな党派間の分断があり、共和党の77パーセントはトランプが進展を果たしたと述べ、民主党の64パーセントは事態を悪化させたと答えた。
ピュー研究所の調査は3月1日から7日まで、ピューのオンラインのAmerican Trends Panelに参加した全米12,055人の成人に対して実施された。