<引用元:ワシントン・エグザミナー 2021.2.19>ポール・ベダード氏による「ワシントン・シークレット」論説
メディアは選挙中にバイデン大統領について中道派のまとめ役、電車で通勤した几帳面な「アムトラック・ジョー」としてのイメージを描き出した。
だが組合、環境保護主義者、中絶支持者、反銃器団体の好む議題を推進するリベラル政策と大統領令を発表した後、有権者の大多数はバイデンが「左派の操り人形」だと認めている。
ラスムセンの最新世論調査では、ドナルド・トランプ・ジュニアが本紙の最近のインタビューで使用したその言葉に54パーセントが同意した。異議を唱えたのは約40パーセントだった。
トランプ・ジュニアは、バイデン批判本の1つである「Liberal Privilege: Joe Biden And The Democrats’ Defense Of The Indefensible 」を執筆しているが、大統領は今真のリベラル色を表すことで人々に衝撃を与えていると述べた。
「我々は今、選挙の日よりも支持基盤の人気が上がっています。それは今がいかに悪いかに気付いているからだと思います。彼らはIT企業の検閲に気付きました。我々が広く話していたことです。彼らはメディアに吹き込まれた嘘に気付いています・・・手玉に取られたことに気付いています。いんちきを吹き込まれていたことに気付いています。それはばかげたものでした。ジョー・バイデンは彼らが見せかけたような穏健派のいい人ではありません。彼は急進左派の操り人形であり、彼らの理想の人物なのです。なぜならバイデンは彼らが目の前に差し出すものに何でも署名してくれ、その違いがわからないからです」とトランプ・ジュニアは我々に語った。
ラスムセンは分析としてこう書いた。「ジョー・バイデン大統領の就任後1カ月もたたないうちに、ほとんどの有権者は民主党大統領が『急進左派の操り人形』」であり、選挙中に描かれていたイメージのような穏健派の『いい人』ではないと考えている」
世論調査会社はいつも通りの党派的な結果を得たが、民主党の中でも相当な同意があった。分析では「共和党の82パーセントがトランプ・ジュニアの言葉に同意しただけでなく、民主党の27パーセントとどちらの主要党にも属さない有権者の54パーセントも同意している」としている。
データでは有権者と思われる人の49パーセントは、左翼がバイデンに影響力を持ちすぎていると考えていることも分かった。
インタビューで、トランプ・ジュニアは自身の本でバイデン政権について予測していたことの非常に多くが実現しているので、「実のところ本の名前を『だから言ったじゃないか』に変えてもいいだろう」と述べた。