<引用元:FOXニュース 2021.2.5>
ジョー・バイデンは、家族の誰も外国企業と「取引関係を持たない」と約束
ジョー・バイデン大統領の息子であるハンターは、ホワイトハウスによると「投資を解こうと取り組んでいる」ものの、中国の投資会社の株式を保持している。
ホワイトハウスのジェン・サキ報道官は5日、大統領の息子が、渤海華美(上海)股権投資基金管理有限公司 (BHRパートナーズ) の10パーセントの株式をまだ保有していることを記者会見中に認めた―家族は外国の取引に関与しないとバイデン大統領が10月に誓ったにもかかわらず、だ。
「彼は投資を解こうと取り組んでいます―彼は民間人ですが―最新情報については彼か外部の弁護士に確認してください」とサキは、ハンターの保持する株式に関する質問への回答として話した。
ハンター・バイデンの弁護団はコメント要求に回答しなかった。
バイデン次男とウクライナのエネルギー企業、ブリスマホールディングスとの関係、そして中国銀行の融資を受けた投資会社に対する財政投資は、2020年大統領選挙中に父親を幾分窮地に陥らせた。
「私の家族は誰もホワイトハウスにオフィスを構えることはないし、閣僚であるかのように会議に参加することもないし、実際に外国の企業や外国と関係のある人物と取引関係を持つこともない」と、ジョー・バイデンは選挙に至るまでの間に述べた。
ハンター・バイデンは、父親が大統領選挙中にますます厳しい目を向けらた後、BHRパートナーズの役員を辞任し、同社との関係はジョー・バイデンがオバマ政権の副大統領でなくなった後に始まったものだと強調した。
「ハンターは同社の設立や免許下付で役割を果たしておらず、父親が副大統領であった際に株式を保有してもいませんでした。彼は役員を務めただけであり、中国の資本を国際市場にもたらす方法を追及することに対する関心を基に参加したものです」とハンター弁護士のGeorge Mesiresは2019年の声明で述べた。
「無給の役職でした」と弁護士は続けた。
ハンター・バイデンは2017年10月に42万ドルを投資し、BHRパートナーズの10パーセントの株式を所有する立場を手に入れた。
「バイデン政権下でハンターは、利益相反とされることやそうした相反の状況に対処するためにバイデン大統領が打ち出す、海外事業の利益に関連するあらゆる制限を含め、いかなるガイドラインや基準にも従う準備があります。いずれにしても、ハンターは外国資本の企業で役員を務めることも、そのために働くことにもしないことに同意します」とMesires弁護士は述べた。
ハンター・バイデンに近い消息筋は昨年、ハンターが中国の投資会社から投資を引き上げるつもりだということを確認したが、大統領の息子は株式をいつ手放すかに関しては何も示していない。