<引用元:ワシントン・エグザミナー 2020.11.4>
トランプ大統領の側近は、再集計のための刺客を招集している。高位の内部関係者によると、ホワイトハウスのマーク・メドウズ首席補佐官とジャスティン・クラーク陣営上級アドバイザーが主導し、激戦州での集計に異議を申し立てる。
詳細が浮上したのは、トランプのもとから消えていくように思われる結果に異議を唱えるため、陣営が激戦州で一連の法的申し立てに着手する中でのことだった。
陣営は、ペンシルベニア州での郵便投票の集計を一時的に停止させるための訴訟を起こしており、「透明性」の欠如を主張している。ウィスコンシン州では再集計を要求している。またミシガン州では、まだ選挙の結果を左右する可能性のある未決定の州の1つで、表が集計されている場所にアクセスするための訴訟を起こしている。
事情に詳しい消息筋によると、クラークの法律事務所で元ホワイトハウス首席補佐官のラインス・プリーバスの所属するマイケル・ベスト&フリードリッヒ法律事務所が、法的な支援を提供している。
「それらが次のレベルに向けたこの戦いに望むキープレイヤーだ」と、陣営上級アドバイザーは話し、ビジネス・インサイダーが最初に報じた詳細を認めた。
トランプ陣営は3日夜、フロリダの29人の選挙人票を押さえて良いスタートを切った。ところが、民主党のジョー・バイデン大統領候補は、アリゾナ州とウィスコンシン州で勝利すると推定されており、他の重要な州でもリードを積み上げている。
結果として4日には慌ただしく多くの訴訟が起こり、結果がトランプの下から失われつつあるという雰囲気になった。
しかし、記者との電話会議で、ビル・ステピエン選対本部長は、ペンシルベニア州は圧倒的にトランプの勝利に向かっていると主張した。
「我々はペンシルベニア州で勝利を宣言している。これは勘や気持ちに基づくものではない、これは計算に基づくものだ」と彼は話した。
同時に陣営の上級アドバイザーは、法的措置はフィラデルフィアのような場所で集計が透明性を持ち、公正であることを確認するために不可欠だと述べた。
「我々はこれを勝利したと確信しており、そのメッセージを国民に伝える準備ができている。今に分かるだろうが、我々はこうした人々に説明責任を果たさせようとしている。フィラデルフィアは不正の歴史があると知っているからだ」と彼は語った。
「我々はこれと、影響を及ぼすあらゆる不正の試みと戦うつもりだ」