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トランプ、テキサス州で米国のエネルギー自給を称賛

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<引用元:FOXビジネス 2020.7.29

大統領が4つの承認に署名、うち2つでテキサス原油のメキシコへの輸出承認へ

トランプ大統領は29日テキサス州を訪問し、米国のエネルギー自給を褒めちぎり、南部国境でのパイプラインと鉄道輸送インフラの建設を許可する4つの承認に署名した。

「アメリカ合衆国は現在、世界のどこへ行ってもナンバーワンのエネルギー超大国です。我々は敵対する外国の供給国に二度と頼ることはないでしょう。我々は皆さんの雇用を守ります。一つ星の州(テキサス)を守ります」とトランプはテキサス州ミッドランドで語った。

また大統領は、液化天然ガスの輸出権限が2050年まで延長され、この日自身が署名した承認のうち2つでテキサスの原油をメキシコに輸出することが許可されるようになると述べた。

米国のエネルギー生産は、今年控えている大統領選を前に、トランプ政権にとっての重要なテーマに進展している。ホワイトハウスによると、2019年の原油生産は2016年と比較して38パーセント増加し、液化天然ガスの輸出はトランプの大統領就任中に5倍に増加した。

「我々はテキサスとニューメキシコのエネルギー潜在力を完全に解き放ちました。私が選出されてからバーミアン盆地での石油とガスの生産は2倍以上になりました。トランプ政権の下で、合衆国は石油生産を1日当たり310万バレル増加させています」とトランプは29日に語った。

テキサスは、現在コロナウイルス感染者数が40万以上、死者数が5,800人以上となり、ウイルスのホットスポットとなっている。

大統領と同行するはずだった2名がエアフォースワン搭乗前にコロナウイルス検査で陽性となり、訪問は前途多難なスタートとなった。

ルイ・ゴーマート下院議員(共和、テキサス)は、普段からテストを受けているのでマスクをしないとCNNに答えていたが、29日の朝コロナウイルス検査で陽性となった。ウィリアム・バー司法長官との下院司法委員会の聴聞会に参加した翌日のことだ。テキサス州の同議員は、29日午後ツイッターに投稿した動画の中で、コロナウイルス感染をマスクのせいにしていたようだった。

「興味深いことに、全員のことは知らないが、私はマスクを着けている時、快適になるように動かしていて、そのせいでウイルスがマスクに入ったのではないかと思わざるを得ない」と彼は述べた。

共和党のテキサス州第7地区の議員候補者のウェスリー・ハントは、大統領と同行するはずだったが、やはり29日の朝検査で陽性となった。ハントは、無症状でありレンタカーでヒューストンに戻るとツイートした。

テキサスは伝統的に堅実に共和党支持が多い州だが、世論調査ではここ数カ月バイデンがトランプより優位になっている。28日に発表されたモーニングコンサルトの世論調査では、47対45パーセントでバイデンがトランプをリードしている。

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