<引用元:ワシントン・エグザミナー 2020.1.20>「ワシントン・シークレット」ポール・ベダード氏による論説
さて、あれはうまくいかなかった。
国民がドナルド・トランプ大統領の弾劾に対する自分たちの論拠を受け入れ、一緒に大統領の解任を要求すると期待していた民主党幹部は現在、弾劾が大統領に損害を与えていないという事実に直面している。
最新の調査で、ギャラップは弾劾がちょうど22年前のビル・クリントン元大統領の時と同様に、「大統領に対する支持を高めている」とまで述べた。
ギャラップは次のように述べた。「クリントンの場合のように、トランプの弾劾は国民の支持に関して著しいマイナス効果をもたらしていない。実際どちらの大統領にとっても、弾劾は国民の支持を高めるという反対の効果をもたらした」
調査分析によると、今回異なっているのは強烈な党派的政治によってトランプの数字が押し下げられているという点だという。共和党の93パーセントがトランプに対する下院の弾劾の訴えが上院で無罪となることを望んでいることを考えてみて欲しい。民主党では84パーセントが大統領の有罪判決と解任を望んでいる。
「クリントンとトランプはどちらも米国経済が強い時に弾劾されたが、トランプはクリントンよりもはるかに党派的な環境で職務に就いている。二極化によってトランプの支持率は引き下げられており、民主党と無党派では特に顕著だ」とも言っている。
ワシントン・エグザミナーのマディソン・ディブルも、トランプの支持率は安定しており、46パーセントという過去1年でのギャラップでの最高値から2ポイント低いだけだと報じた。