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トランプは巨大教会建設を望んでいた

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<引用元:ワシントン・エグザミナー 2019.11.1

不動産王ドナルド・トランプが建設を望んだ全てのプロジェクトの中で、誰も目にすることのなかったものが1つある。

トランプの長年の個人的牧師であるポーラ・ホワイト・ケインによると、トランプは2006年にガラス張りの大聖堂建設を進めようとしていたという。

「トランプは教会を建設したがっていました」「彼は『これをやろう。我々が年を取りすぎる前にこれを建設しよう』といいました」とホワイト・ケインは本紙に語った。

トランプは建築家をアサインし、ホワイト・ケインに教会の管理を引き受けさせたいと切望していたが、ホワイト・ケインのタイミングが合わなかったという。当時彼女は9つのテレビ局で牧師として活動しており、また2007年には2番目の夫との離婚に向けて進んでいた。

ホワイト・ケインは現在、自伝「Something Greater: Finding Triumph Over Trials」の宣伝のために出版ツアーを行っている。

本の中ではトランプとの18年にわたる友情関係についても書かれている。「トランプはキリスト教徒です」とホワイト・ケインは述べた。だが、トランプはそのことをあまり語らず、ビル・クリントン元大統領のような聖書引用者ではないのだと彼女はいう。「彼は『クリスチャニーズ(キリスト教の専門用語)』を知りません」とホワイト・ケインは語り、「ほとんどの人は知らないのです」と続けた。

ホワイト・ケインはトランプの教会建設の望みを明かしたことはなかった。「夢の1つだったのです」とホワイト・ケインは語った。彼女は現在バンド・ジャーニーのジョナサン・ケインと結婚している。

彼女はそれがロサンゼルスのクリスタル大聖堂と同じようになる予定だったと示唆した。「『神のためのクリスタルの大聖堂を建設しよう』とトランプはいいました」と彼女は語った。

ホワイト・ケインはホワイトハウスを頻繁に訪れ、大統領の福音派への活動の先頭に立っているが、その話題は最近上がっていないと述べた。が、「神が何をされるか誰にもわかりません。ひょっとしたら最終的に大聖堂を作ることになるかもしれません」と語った。

(略)

ホワイト・ケインのトランプとのつながりは有名だが、彼女は本の中で、トランプが2014年に大統領に立候補したいと考えていることが分かったと明かしている。

「神はドナルド・トランプを私の人生で用いました。それは私がトランプの人生で用いられたのと同じでした」と牧師は書いている。2017年1月20日の大統領就任式では冒頭の祈祷を行った。

「合衆国大統領に対する私の任務に関していえば、これから正当性が裏付けられようとしているのだと理解するようになりました。私は人生を通してずっと神が命じられたことを忠実に守るつもりであり、それが何であるのかと見出そうとするつもりはありません」

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