<引用元:CNBC 2019.10.10>
- 米国製造業は「これまでで最高」だと、自動車部品のフレックス・エヌ・ゲートオーナーのシャヒド・カーンはいう。
- 「今まさに米国製造業の黄金期に入っている」と彼は話す。
- カーンは、製造業はドナルド・トランプ大統領から後押しを受けたと続けた。
自動車部品富豪のシャヒド・カーンはNFLのジャクソンビル・ジャガーズのオーナーでもあり、米国の製造業の状況に極めて自信を持っている。
「私は自動車部品工場を50年やってきた。米国はこれまでで最高の時期にある」「我々は今まさに米国製造業の黄金期に入っている」と、カーンは10日の「スクワーク・オン・ザ・ストリート」の中で話した
イリノイ州に拠点を持つ自動車部品メーカー、フレックス・エヌ・ゲートのオーナーであるカーンは、ドナルド・トランプ大統領の下での数年が製造業に利益をもたらしたと述べた。
「この数年で経験したことに・・・投資でも、金利でも、私はすごくワクワクして興奮している」とカーンは話した。カーンの会社はゼネラルモーターズ、フォード、テスラのようなところに部品を供給している。
カーンの楽観論は、国内外で経済成長が減速している状況――また特に米国製造業の低迷を示す最近のデータとは対照的だ。
労働省によると、9月に米国製造業では2,000の雇用が失われ、昨年のこの時期に増やした1万8,000の職にはほど遠く、8月の3,000の雇用増加を下回った。
その上、米国製造業に対する信頼評価は、激化する貿易戦争に輸出が圧力を感じ、9月に10年以上で最低の数値を示した。
パキスタン出身のカーンは、数十年前に米国市民になっているが、現在の製造業の状況は以前の観念とは大きく異なっているようだとし、その分野の未来に自信を得ている。
「世界は多くの点で良い方向に変化している。デトロイト都心に来て新工場の様子を見たらいい。どういう人たちが働いているか?60パーセントは女性だ」とカーンは話した。
「我々は人間工学的にみて、製造品目と品質に頭脳を多く、腕力を少なく、また多大な柔軟性をつなげる作業場を持つ必要がある。素晴らしい方向に進み始めているところだと思う」と彼は続けた。