<引用元:シャーロット・ポスト 2019.7.17>クラレンス・ヘンダーソン氏による寄稿
大統領の政策は実を結んでいる
主流メディアと民主党エスタブリッシュメントがトランプ大統領を中傷する中、大統領は米国人全員の利益になる政策の実施に忙しい。大統領は今週、大規模選挙集会のためにグリーンビルを訪れる時に、米国黒人運動のための新しいディールを約束する実績を携えてくるだろう。
黒人有権者は、民主党が進める分割統治戦略はもはや自分たちの利益にならないことを理解している。アフリカ系米国人コミュニティーに必要なものは、機会、雇用、そして公正な取引だ。――民主党が50年前から我々の票を盗むために使用してきた人種的迎合、グループの分割、また依存を誘発する補助金ではない。
だが民主党には他に提示できるものがない。人種に基づくポリティカル・コレクトネスを推進するエリート後援者に逆らう度胸はなく、民主党の政治家は具体的変化を成立させるよりむしろ分裂を引き起こすレトリックを吐き出すことを選び、経済の現状を維持するための道具として生活保護の支払いを利用するのだ。
補助金とスローガンの代わりに、米国黒人運動に必要なことは構造改革であり、より大きな機会を手に入れることだ。トランプ大統領はアウトソーシングに敗れた米国の雇用を取り戻し、低収入のコミュニティーに本物の経済力を復帰させようと継続して戦う中、こうした変化を追及してきたのであり、その分野での成功を17日のグリーンビル集会の焦点にするのは疑う余地がない。
数十年の間、エスタブリッシュメントのエリートは、米国の雇用を海外に輸出し、外国の安い労働力を輸入した。あらゆる肌の色の米国人労働者はその代償を支払い、本当に前進するためのチャンスが徐々に減少する中で家族を養うことを強いられた。米国人の賃金は停滞し、失業率は高いままで、経済成長は減速して這うようになった。
非常に多くのチャンスをエリート主義者の強欲が奪ったため、アフリカ系米国人コミュニティーは、不釣り合いなほどに重い負担を背負い、常に高い貧困率、失業率、また犯罪率に耐えてきた。
アフリカ系米国人の代弁をしていると主張する民主党の政治家が我々に提供したのは、彼らのテーブルのパンくずに過ぎないものだった。米国の黒人を押しとどめている厳しい経済条件に対処する代わりに、民主党はいつも、保守派を人種差別主義者と呼ぶことで自分たち自身の失敗した政策からの批判をかわそうとする。多くの黒人「指導者」は、積極的にこのごまかしに参加し、我々の苦労を搾取して私腹を肥やし、米国の上流階級から偽の称賛を勝ち取っている。
その間ずっと、米国の支配階級は皮肉なことに、自身のエリート主義の計略を進めるために公民権運動の豊かな遺産を利用してきた。例えば、トランスジェンダーのトイレ法案を成立させるために、グリーンズボロの座り込み運動――私はそれに参加したことを誇りに思う――のような英雄的な抗議運動を利用したのだ。
しかし、トランプ大統領のアメリカ・ファースト経済政策のおかげで、新しい夜明けが訪れ、アフリカ系米国人はついに、依存政策を増やすのではなく本物のチャンスを提供されている。
民主党がよく約束しているように、グローバリゼーションで損害を受けた人たちに政府の生活保護の小切手を支払うのではなく、トランプ大統領はエリートの利益に戦いを挑み、完全にゲームのルールを書き直した。トランプ大統領によって、米国人労働者は自分たちの利益を守り、喉から手が出るほど必要としていた公正な取引を与えてくれるワシントンのチャンピオンを得ている。
黒人系米国人はすでに利益を見始めており、記録上最低の失業率が達成され、トランプの成長志向政策がもたらした活性化した賃金上昇の恩恵を受けている。アフリカ系米国人がトランプ政権下で進展させたことは、フレデリック・ダグラスが正しかったことを証明した。つまり、我々は民主党に面倒を見てもらう必要はなく、放っておかれる必要があるということを。
(略)
民主党は、彼らが長い間当然のものと見なしていた票を持つ人たちに、トランプ経済が成功とチャンスを与えたことが分かっており、明らかに心配し始めている。それに応じて、彼らはドナルド・トランプの政策から最も利益を受けているまさにその人たちの間で、トランプに対する理不尽な恐怖を作り出すために、人種的対立を生むようなレトリックを強化している。我々は、米国経済をさらなる高みに導こうとする大統領の計画を左翼によってくじかせてはならないのであり、つまり彼らの卑劣な人種攻撃と中傷を非難するということだ。民主党は米国の黒人の代弁者だとしばしば主張するが、彼らの動機はただ自分たちの利益だけだ。
歴史的に公民権運動の開始で重要な役割を果たした場所であるノースカロライナを訪問する時、トランプ大統領は、自身の政策が米国人全員のために広げている新しい可能性を祝うだろう。その中で大統領は、公民権運動が大胆にも夢見たゴールを実現する新しく共有された未来の約束を提示する。この大統領の指導の下で、米国人労働者は、政府が人種や宗教に関係なく自分たちを第1に置くという夢を、自信を持って追及する。こうした条件下で、米国の黒人は、達成と繁栄の未来を期待することができる。
クラレンス・ヘンダーソンは、保守的な価値観を支持するノースカロライナ・フレデリック・ダグラス財団の会長である。