<引用元:ニューヨーク・ポスト 2019.5.19>
FRB理事候補を辞退した保守派のエコノミストであるスティーブン・ムーアは、トランプ大統領が自らの政権の中国との貿易戦争で勝利すると予測した。
「今年の終わりまでに中国は屈すると思う。彼らはトランプを見くびっていた。中国と貿易協定を結び、中国が我々に課しているこうした悪い貿易慣行の一部を終わらせることになると思う」とムーアは19日に、ジョン・キャツィマティディスの番組、AM 970 ラジオショーのインタビューの中で述べた。ムーアはそれを「我々の時代の壮大な戦い」、そして新冷戦と呼び、中国は米国から世界最大の経済大国の地位を奪おうとして、米国企業から技術を盗み不公正な貿易慣行に従事していると述べた。
ムーアは、トランプが中国政府に真っ向から戦いを挑むのは正しいことだと述べた。
「ドナルド・トランプが言ったように・・・君たちはもう貧しい国ではない。もう第三世界の国ではない。世界で2番目の経済だ。ルールに従って行動しなければならない」とムーアは述べた。彼はまた、中国政府が民主党の大統領ならトランプほど厳しくないだろうと見込んで、トランプが引き上げた中国製品に対する関税による経済的影響を、2020年大統領選挙までは耐え忍ぶ可能性を提起した。
「彼らは18か月の間は大きな打撃を被るが、その後ジョー・バイデンが大統領になることを期待するというかもしれない。ところでジョー・バイデンは平和主義者で、中国擁護者だ。どちらかというとそういう人物と取引したいことだろう」
(以下略)